「長すぎる槍」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:26 UTC 版)
「トマホーク (ミサイル)」の記事における「「長すぎる槍」」の解説
TASMはすでに退役している。ハープーンと比べると、TASMは射程でも弾頭量でも優れているが、価格が高い(1990年代初めの時点で1発あたり、トマホークは143万ドル、ハープーンは112万ドル)。それゆえ、価格に見合った射程と目標に対して使用するのでなければ見合わないが、同時に、この「相応な目標」は、捜索することそれ自体が困難な作業であるため、TASMは「使いにくい」ミサイルと見なされたのである。しかし、新型ブロックIVでは再び対艦攻撃能力が追加されており、海軍のピート・ファンタ少将は海軍が新型の対艦ミサイルを製造するのかという質問に対して、「トマホークに対艦能力を持たせる必要性を我々はまだ感じており、以前はトマホークの射程にセンサーが追いつかなかったため計画中止となったが、現在は解決されている」と述べている。
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