「長宗我部」の表記と読み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 09:30 UTC 版)
「長宗我部氏」の記事における「「長宗我部」の表記と読み」の解説
長宗我部氏の本貫である土佐国長岡郡宗我部郷は古くより「宗部」「曽加倍」などと記載が一定しなかったこともあり、この名字の表記も「長宗我部」「長曽(曾)我部」の両方が用いられている。以下、本項では「長宗我部」に統一する。 読みは現代では「ちょうそかべ」が普通である。しかし安土桃山時代の文献を見ると、『御湯殿上日記』では「ちやうすかめ」、『多聞院日記』では「チヤウスカメ」という仮名表記になっており、さらにルイス・フロイスの『日本史』に「Chosugami」とあることから仮名表記の「か」「カ」は濁音と考えられ、当時は(現代仮名遣いで表せば)「ちょうすがめ」と読んでいた可能性が高い。 一方、現当主の17代目長宗我部友親は「ちょうそがべ」の読みを用いている。
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