「血盟団」「血盟団事件」の名前の由来とは? わかりやすく解説

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「血盟団」「血盟団事件」の名前の由来

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 15:34 UTC 版)

血盟団事件」の記事における「「血盟団」「血盟団事件」の名前の由来」の解説

一般に血盟団事件」と呼ばれているが、正式名称を「血盟団」としたグループ存在したわけではない血盟団という名前は、厳密にいえば俗称である。 血盟団という名前は、1930年末に、当時井上日召 (本名井上昭) が利用しよう考えて関係を深めていた日本国民党開いた忘年会の席での党委員長寺田稲次郎による次の発言発端である。 「君たち南アにおけるダイヤモンドのようなものだ。しかも、血のつながりのあるものだ。血盟された五人だ。(中略) 血盟五人組だ。」 これ以後井上周囲集まったグループ指して一部国家主義者たちひそかに血盟団」と呼ぶようになった。しかし、井上たちが自称したものでも正式名称でもなく、彼らは自分達に名前を付けることを拒み続けたまた、事件新聞報道では当初血盟五人組」と呼ばれその後は「血盟団暗殺団」「血盟団」が使われた。 「血盟団事件」という呼び名担当検事だった木内曾益(つねのり)による命名である。井上後年出版した獄中手記乃実』の中には「吾々は団体として何の名目付けて居なかったが、官憲の方で事件発生後勝手に命名したと書かれている。しかし、井上はこの呼び名受け入れたという。 井上日召自身中心とするグループ正式名称付けることを拒否し続けたが、本項目では、慣習に従って井上日召そのもと集まった青年グループ指して血盟団」という名前を用いる。

※この「「血盟団」「血盟団事件」の名前の由来」の解説は、「血盟団事件」の解説の一部です。
「「血盟団」「血盟団事件」の名前の由来」を含む「血盟団事件」の記事については、「血盟団事件」の概要を参照ください。

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