「自らことの姓名は…」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 03:00 UTC 版)
「たらちね (落語)」の記事における「「自らことの姓名は…」」の解説
『字』:読みはアザナ。安藤氏は漢学者なので、本名以外に字を称しているのである。 『たらちねの』:和歌で『親(主に母)』にかかる枕詞。漢字では『垂乳根』と書く。 ただ単に、『清女(またはお清)』と言えば済む話だったのだが、馬鹿丁寧すぎるためにこうなってしまった。長々しいこと、渡世人が仁義を切る時の口上並みである。 なお、上方で主に口演される『延陽伯』では、この嫁の現在の名前が延陽伯となっている。また、京都の公家の出自という設定になっていることが多い。名称は「縁良う掃く」(縁側(ないしは縁談)を良く掃き掃除する)のもじりである。
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