「漢奸」という言葉の誕生とは? わかりやすく解説

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「漢奸」という言葉の誕生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 01:35 UTC 版)

漢奸」の記事における「「漢奸」という言葉の誕生」の解説

中国において売国奴を指す言葉だが、字義通り受け止めれば、「漢民族裏切った奸物と言う事になる。漢奸呼ばれる有名人には秦檜呂文煥石敬瑭呉三桂汪兆銘などがいるが、中国の歴史の中で「漢奸」という言葉生れ現在の意味となったのは清の時代においてである。清朝では支配中心であった満州族を除く民族が漢として意識されるようになった。これが漢という言葉明確に民族括ることの始まりである。最初は漢と満州族対立する概念であったが、帝国主義列強影響増した19世紀から満州族も漢に含まれるうになる初め漢奸という言葉使われたのは17世紀であり、対立していた南方部族通じる漢に使われた。この時、支配中心にいた満州族とは区別されていた漢の中の存在であり、今日の意味とは異なっていた。

※この「「漢奸」という言葉の誕生」の解説は、「漢奸」の解説の一部です。
「「漢奸」という言葉の誕生」を含む「漢奸」の記事については、「漢奸」の概要を参照ください。

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