「子供の時代」
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「太田三郎 (芸術家)」の記事における「「子供の時代」」の解説
2010年3月大阪市での個展「太田三郎新作展 「子供の時代」」(3月19日—4月10日、アートコートギャラリー)で『あひるの子供たち』(2009)と『石の小箱』(2009)を発表した。前者は、ハンディキャップを背負いながらも、親の愛情に包まれて前向きに生きるダウン症のこどもたちと太田三郎との交流の中から生まれた肖像切手。後者は、健常児として生まれながらも身近な大人の手によって命を奪われた子供の名前を新聞記事から採集し、名前を切手にして石を納めた小箱に貼った作品である。現代社会で弱い立場にある小さな命という社会的な重いテーマに、太田三郎が正面から取り組んだ意欲作である。
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