「バイパス」呼称について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 01:05 UTC 版)
「大宮バイパス」の記事における「「バイパス」呼称について」の解説
旧中山道(旧国道17号)の大宮地区のバイパスではあるが、国道17号の現道であるため「大宮バイパス」は必ずしも一般に普及した名称ではない。大宮以北の併走道路は旧中山道であり、大宮バイパスの区間を指す言葉としては国道17号で足りてしまうことから、道路行政以外で「大宮バイパス」という呼称を用いることは極めて稀となっている。 地域住民は、大宮バイパスの正式な別称である「中山道」(歴史的には中山道ではない)と呼ぶこともほとんどなく、単に「17号」と呼び、逆に正しくは(行政上は)誤りとなったが旧中山道(こちらが概ね江戸時代の中山道)を「中山道」と呼んでいることが多いようである[要出典]。実際の歴史や埼玉県道164号鴻巣桶川さいたま線上の宿場跡(上尾宿、桶川宿、鴻巣宿)に当時の建物が残ること、宿場に関連した伝統的な祭事もこちらで行われることなどから、元々は中山道でない大宮バイパスを「中山道」と呼ぶことが定着しなかった。 旧大宮市から鴻巣市にかけての沿線住民は、昭和前期以前に生まれた世代を中心に「バイパス」と呼んでいる。しかし、旧大宮市では「バイパス」は新大宮バイパスを、鴻巣市北部では「バイパス」は熊谷バイパスを指す場合もあり、世代の違いや居住地などで道案内等で支障をきたす場合もある[要出典]。
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