「ニッカーボッカー・ルール」について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 23:56 UTC 版)
「アレクサンダー・カートライト」の記事における「「ニッカーボッカー・ルール」について」の解説
カートライトが当初発案した野球ルール(ニッカーボッカー・ルール)は、おおよそ以下のようなものである。これらの規則はその後も細部に修正が加えられながら現在に至っている。 4条、ベースは4つとし、二塁と本塁の間の距離は42フィート、一塁と三塁の間の距離は42フィートとする。 8条、先に21点を取ったチームが勝ちとなる。 9条、投手が投げるべきにするボールは打者のハットに向けて投げないとする。 10条、打者が一塁線、三塁線より外に打てたボールは、ファウルとする。ファウルはストライクと数えない。 11条、打者が3度空振りし、3度目の空振りのボールを捕手が捕球するか、フライを取るか、ワンバウンドで野手がボールを掴むとアウト。だが、野手が失策して掴まなかったら、打者が走者で塁に立てる。 12条、打者が打ったゴロ球、ワンバウンド球、フライ球を掴み取るとアウトにする。 13条、走者は野手によりボールに触れられるとアウトとなる。だが、走者にボールをぶつけることは禁止される。 15条、3つのアウトで攻守を交替する。 16条、投手は1つのイニングから打者へのストライクを取るべきにする。 18条、打者が打ったファウルの球をストライクにならないとする。 20条、野手が打者の打った打球のバウンドを許すと失策にする。
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