「ニシ」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 07:08 UTC 版)
福島地区を祖型にすると考えられている。ゆえに「ニシ」。「ヒガシ」や「キタ」と大幅に異なるのは、「二力」と「ウタ」とのあいだに、“チキチキチン”が入るところである。これは、此花区の住吉神社の地車囃子ホームページで確認することができる。「ヒガシ」と「キタ」が同じ手打ちなのに対して、「ニシ」は掛け声たびに“チキチキチン”が入る。地域によってはそれだけでなく、「まがりと」もロングバージョンになっていたり、オリジナルの曲をも演奏したりしている場合がある。大きな地車を擁する北河内(皮肉なことに「ヒガシ」よりも東方)に、この流派の囃子を継承し、さらにそれをもとに独自の囃子をまじえて演奏しているところが多い。
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