「ソクラテス式問答」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 00:17 UTC 版)
「ラケス (対話篇)」の記事における「「ソクラテス式問答」」の解説
12. リュシマコスは、ラケスとニキアスに対し、今ソクラテスが言ったことに答えるかどうかは、二人に任せると述べる。ニキアスは、リュシマコスがソクラテスの性格をよく知らないと指摘する。 13. ニキアスは、ソクラテスと話をすると、その言葉に引っ張り回され、現在の自分の生き方、これまでの人生も言わされるはめになり、その言葉をソクラテスがきちんと吟味し終わるまで放してくれないと述べる。また、自分はソクラテスと馴染みなので、こうなることは分かっていたし、それを楽しんでもいるので、ソクラテスが要望するように話しても構わないが、ラケスはどうなのか聞いてほしいと言う。 14. ラケスは、自分は「ドリア調」の音楽のごとき優れた人間達の調和した話を聞くのが好きであり、ソクラテスの話は聞いたことが無いが、戦場で見た彼の姿は立派だったので、彼の話にも付き合うと述べる。
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