「カトリック」と「ローマ・カトリック教会」の概念差
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 14:52 UTC 版)
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ローマ教皇を首長とし、これとフル・コミュニオンの関係にあるキリスト教の教派が、自称他称ともに、単にカトリック教会と呼ばれることが多い。この教派にはローマ・カトリック教会(ローマ教会とも呼ばれる)および東方典礼カトリック教会の諸教会がある。 詳細は「カトリック教会」を参照 しかし、「カトリック」と「ローマ・カトリック」が混同されることが多いが、「カトリック」はギリシャ語の形容詞であるカトリコス(ギリシア語: καθολικός)に由来するものであり、元来は教会の普遍的性質を言い表そうとした際に用いられた概念であって、ローマ教皇を首長とする教派を指す語彙ではなかった。「カトリック教会」を自認・自称する教派の中で最大規模を持つのはローマ・カトリック教会であるが、他にも複数の独立カトリック教会(復古カトリック教会など)が自身を「カトリック教会」としている。(ただしローマ教皇庁とは相互承認していないため、ローマ・カトリック教会からは「カトリック教会」とは認められていない。) 「Category:オールド・カトリック」も参照
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