「いさぶろう」・「しんぺい」用改造車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:51 UTC 版)
「国鉄キハ40系気動車 (2代)」の記事における「「いさぶろう」・「しんぺい」用改造車」の解説
九州新幹線部分開業に伴い、肥薩線で運転される観光列車「いさぶろう」・「しんぺい」に使用するため、キハ140 2125を改造したもの。外板塗色は九州新幹線の800系「つばめ」にも使用している古代漆色(深赤)で、座席は木製ベンチ風のボックスシートとしている。また、車体中央部に窓を拡大した展望スペースが設けられているのは「はやとの風」用車両と同じ。尾灯の脇に前照灯を増設している。その後10月には多客時の増結用としてキハ47 9082が追加で改造された。しかし、こちらは窓の拡大がされていない。2009年7月には「いさぶろう」「しんぺい」を3両編成で運転するためキハ47 8159にも同様の改造を行った。同車にはバリアフリー対応トイレの設置、車椅子スペースの設置が追加で行われている。キハ140 2125については「かわせみ やませみ」との共通予備車である。 2017年11月3日、肥薩線坂本 - 葉木間の踏切でトレーラーとの衝突事故が発生し、キハ140 2125が損傷を受けた。 キハ140 2125 キハ47 9082 キハ47 8159 「いさぶろう」・「しんぺい」(2009年7月4日 真幸駅) キハ47 9082・車内 キハ47 9082・座席
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