α毒素
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/22 07:07 UTC 版)
A型菌の主要毒素がα毒素である。A~E型菌の全てがα毒素を産出するが、A型菌で最も多く作られる。α毒素の本体はホスホリパーゼC(レシチナーゼC)である。細胞膜を構成するレシチン含有リポ蛋白に作用し膜に傷害を与えて細胞を破壊する。A型菌はヒトや腸管内に定常的にかなりの数が存在し、糞便や土壌中に栄養型、芽胞型のいずれでも多数存在している。
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