添水とは? わかりやすく解説

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そうず〔そうづ〕【添水】

読み方:そうず

《「僧都(そうず)」からとも「案山子(そおず)」の音変化からともいう。また、歴史的仮名遣いは「そふづ」とも》田畑荒ら鳥獣を音で脅す仕掛け流水竹筒導きがたまるとその重みで筒が傾いて流れ出し軽くなって跳ね返るときに石を打って音を出すようにしたもの。のちに庭園などに設けられ、その音を楽しむようになった。ししおどし。《 秋》「風雨やむ寺山裏の—かな/蛇笏


添水

読み方:ソウズ(souzu)

流水利用して音を発し鳥獣追い払う仕掛け


添水

読み方:ソウズ(souzu)

山田荒らしにくる鳥・獣を追うために、谷水仕掛け、音を立てておどす装置

季節

分類 人事


ししおどし

( 添水 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/16 10:03 UTC 版)

ししおどし(鹿威し)とは、田畑を荒らす鳥獣を威嚇し追い払うために設けられる装置類の総称。かかし鳴子・添水(そうず)。「鹿脅し」「獅子脅し」「獅子威し」とも書かれるが本来は「鹿威し」である(ニホンジカ#名称の由来を参照)。


  1. ^ a b c d e f 鹿おどし(ししおどし) Archived 2014年3月20日, at the Wayback Machine. 水資源機構


「ししおどし」の続きの解説一覧

添水

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/07 07:34 UTC 版)

ししおどし」の記事における「添水」の解説

添水(僧都、そうず)とは、水力により自動的に音響発生する装置である。中央付近に支点設けて支え上向き一端開放した竹筒引き入れる竹筒満杯になるとその重み竹筒頭を下げこぼれて空になり軽くなる。その軽くなった竹筒元に戻る際に支持台(石など)を勢いよく叩き音響を生ずる。 もともとは鳥獣追い払う農具であったが後に風流としてその音を楽しむようになり、日本庭園装飾として設置されることが多くなった。代表的なものとして京都詩仙堂のものがある。エクステリア装飾品としても用いられる。 これと同様の仕組み動力として応用したものが唐石臼である。 なお、電子工学においては弛張発振回路原理を示す例として採り上げられる詩仙堂の添水 日本庭園一般的な添水

※この「添水」の解説は、「ししおどし」の解説の一部です。
「添水」を含む「ししおどし」の記事については、「ししおどし」の概要を参照ください。

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