ボーク
英語 balk /baulk
MTの変速操作において、スリーブチャンファーがシンクロチャンファーを押しはじめ、スリーブの動きがコーンの摩擦力で止められる(ボークされる)こと。コーンの摩擦力はシンクロコーンとギヤコーンの差回転で生じているので、回転が同期するまでは摩擦力が発生している。同期が終了すればコーンの摩擦力はなくなり、スリーブを動かすことができて、ギヤのスプライン先端チャンファーを押し分けながらギヤスプラインに嵌合する。この時点で変速操作は完了する。
参照 プレボーク ※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。
ボーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/12/19 06:09 UTC 版)
ボーク（英: Balk）とは、野球において投手の投球や塁への送球における反則行為である。このルールの目的は、投手が打者や走者を欺いて不利になるような行為（他競技でフェイントと言われる行為）をすることにより盗塁やヒットエンドラン、単純なヒットなどを阻もうとするのを防ぐことにある。
- ^ a b c d 佐山（2003年） pp.22-23
- ^ 読売新聞1998年7月17日朝刊
- ^ a b 2018年1月31日読売新聞21面
- ^ 朝日新聞1996年1月13日スポーツ面
- ^ (1)ワインドアップポジション、(2)セットポジションのいずれについても、「打者への投球に関連する動作を起こしたならば、中途で止めたり、変更したりしないで、その投球を完了しなければならない。」とある。日本の公認野球規則ではさらに、同【注】で、「“中途で止めたり、変更したり”とはワインドアップポジションおよびセットポジションにおいて、投手が投球動作中に、故意に一時停止したり、投球動作をスムーズに行わずに、ことさらに段階を付けるモーションをしたり、手足をぶらぶらさせて投球すること」と注釈がある。
- ^ 日刊スポーツ1995年4月2日4面
- ^ “投球モーションについて”. 日本プロフェッショナル野球組織（ＮＰＢ） (2005年8月). 2015年8月20日閲覧。
- ^ 読売新聞「プロ投手の二段モーション厳格規制を…アマ側が要望」（YOMIURI ON-LINE）2005年1月13日
- ^ “「二段モーション」の基準は審判次第!? 専大松戸・原嵩が陥った甲子園の罠”. Sports Graphic Number (2015年8月7日). 2015年8月20日閲覧。
- ^ この規定は現場からのクレームが多かったため早期に撤廃され、現在では規制の対象になっていない。ただし、現在でも審判によって判定が異なり、2015年には日本ハムの投手ミッチ・ライブリーがこの規定により試合中に注意を受けた。
- ^ 2018年度 野球規則改正について
- ^ 英語では feint a throw, すなわち、塁への送球動作のフェイント行為を指す。日本語では偽投と訳されているが、腕を振ったかどうかが判断基準ではない。投手板に触れた投手が、走者のいる塁に向かって自由な足を一歩踏み出すこと自体がすでに塁へ送球しようとする動作なので、踏み出したところで中断しても偽投である
- ^ 。 MLB.com (2013), 2013 Edition OFFICIAL BASEBALL RULES, 公益財団法人 日本野球連盟 (2014年1月27日), 2014年野球規則改正 この規則は、アメリカでは2013年、日本では2014年に改正された。それまでは、投手板に触れた状態では、一塁への偽投は認められていなかったが、二・三塁への偽投は認められていた。
- ^ “Playing rules to be tested during 2021 MiLB season” (英語). MiLB.com. (2021年3月11日) 2021年11月18日閲覧。
- ^ Anthony Castrovince (2023年2月15日). “All of your questions about the new baseball rules, answered” (英語). MLB.com 2023年2月15日閲覧。
- ^ 公認野球規則6.01(g)
- ^ 【9月7日】2006年（平18）こんなことって…佐伯貴弘“初体験”のサヨナラ勝ち 日めくりプロ野球 スポーツニッポン[リンク切れ]
- ^ 公認野球規則6.02(b)
- ^ 現在、二段モーションは反則投球と見做されるが、この当時は反則投球とは見做されなかった。
- ^ 公認野球規則6.02(b)【原注】
- ^ 『日刊スポーツ』2011年6月17日 広島ノムラの考え的中！フォースボーク 2011年6月17日（金）8時41分
- ^ 勝機逸したＤｅＮＡ 奇策「フォースボーク」不発… nikkansports.com 2012年6月1日
- ^ “鷹対オリで珍事発生 一度はボーク判定も「双方ルール違反」で元に戻る”. Full-Count. (2020年9月23日) 2021年6月2日閲覧。
- ^ 熊本工ヒヤリ辛勝…10回ボークでサヨナラ／熊本
- ^ 捕手がボックス外の状態で敬遠、ボークに 異例の幕切れ
- ^ 四国学院大・小久保、ボークでサヨナラ負け 「いい試合を壊してしまって申し訳ない」／全日本大学選手権
- ^ 四国学院大サヨナラ負け 9回満塁で小久保がボーク
- ^ 歴代最高記録 ボーク【通算記録】 - NPB.jp 日本野球機構
- ^ 歴代最高記録 ボーク【シーズン記録】 - NPB.jp 日本野球機構
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ボーク
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投球時のボークは球審は宣告のみでジェスチャーは行わないが、塁審は投手を右手人差し指で指差しながら「ザッツ・ア・ボーク」と宣告する。送球時のボークは球審・塁審とも投手を右手人差し指で指差しながら「ザッツ・ア・ボーク」と宣告する。
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