~によって

デジタル大辞泉

に‐よっ‐て【に因って／に^▽依って】

読み方：によって

［連語］《格助詞「に」に動詞「よる」の連用形が付き、さらに接続助詞「て」の付いた「によりて」の音変化》

１ 原因・理由を表す。…ので。…ために。「踏切事故—電車が遅れる」

「年をとらぬ年が八年ある—、四十七ながら三十九ぢゃ」〈浮・永代蔵・三〉

２ 手段・方法を表す。「特殊な顔料—書かれた絵」

３ その中のあるものについて、または、その中の一つ一つについていうと、の意を表す。「種類—毒のあるものもいる」「政治家—主張は異なる」

４ よりどころを表す。「命令—行動する」

日本語活用形辞書

似寄って

読み方：によって

ラ行五段活用の動詞「似寄る」の連用形である「似寄り」の促音便形に、接続助詞「て」が付いた形。

終止形

似寄る  » 「似寄る」の意味を調べる

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Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

によって

出典:『Wiktionary』 (2021/08/18 12:09 UTC 版)

語源

格助詞「に」 + 「よる」（因る）

複合助辞

によって【に因って、に依って】

1. 手段・方法を表す。を用いて。
2. 原因・理由を表す。のために。
3. 拠り所・根拠・基準を表す。に基づいて。
   • 憲法第7条によって衆議院を解散する。
4. 関係する対象・対応する対象を表す。に合わせて、に応じて、次第で。
   • 場合によって必要な対策を取る。

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「～によって」の例文・使い方・用例・文例

• ～によって私達はそうしている。