ANZA 来歴

ANZA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/06 10:03 UTC 版)

来歴

1992年、15歳の時に大山アンザとしてテレビドラマ『中学生日記』でデビュー。その後、アイドルユニット桜っ子クラブさくら組のメンバーとして活動し、森野文子とユニット「MOMO」を結成。

1993年ミュージカル美少女戦士セーラームーン』(バンダイ版)で主役の初代・月野うさぎ / セーラームーン役に抜擢され、1998年2月までの5年間(計382公演)演じた。

1998年ANZAに改め、ソロ歌手としてシングル『Dream』でデビュー。

2000年、ロックバンド・HEAD PHONES PRESIDENTを結成。

2015年、ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』の音楽を担当していた小坂明子とイベント「ANZA ∞ 小坂明子 ~伝説は永遠に~」を開催。

2019年、小坂の芸歴45周年を記念したイベント「小坂明子45周年記念 美少女戦士セーラームーン Music History Supported by Pretty Guardians」に出演[2]

2023年、小坂との2度目となるイベント「ANZA∞小坂明子 「未来が過去になる日」」を、同年9月24日に開催[3]

人物・エピソード

南アフリカ ケープタウン生まれ[4][5]。父親が日本人で母親がスペイン南アフリカ人。長崎県大村市愛知県東海市などで育つ。

ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』関連

  • 上記の通り、1993年から1998年までミュージカル『美少女戦士セーラームーン』の初代・月野うさぎ / セーラームーン役として出演していたが、後に本人が語るところによれば、初代組もオーディションのようなものが存在していたといい、スタッフからは当初、初代・水野亜美 / セーラーマーキュリー役で出演していた森野文子がセーラームーン役で、ANZAがセーラーマーキュリー役の候補として考えられており、オーディションでもANZAはセーラーマーキュリーの台詞を言わされたと語っている[6]
  • また、『セーラームーン』に出演していた当初の1993年頃はまだ高校生であり、期末テストや中間テストの時期とミュージカルの稽古がかぶってしまうため、いつもテストを受けられず追試となり、(本人曰く「あやちゃん(森野文子)とヒーコラヒーコラ言いながら」)舞台と学業の両立を必死に頑張っていたと語っている[7]
  • 『セーラームーン』内で歌われる「Knockin' Down Hesitation」は、セーラー戦士としてのソロ曲が無いと嘆いたANZAが、当時安室奈美恵のファンだったことから音楽担当の小坂に「先生、安室ちゃんみたいな曲うさぎで歌いたい!」と直談判して作ってもらった楽曲である(しかし、「Knockin' Down Hesitation」はセーラームーンではなく月野うさぎとしてのソロ曲だったため、卒業後にセーラー戦士のソロ曲が作られていったことに対して羨ましかったと語っている)[6]
  • 『セーラームーン』で共演した森野文子とは現在でも交流が続いており、2022年に発売された写真集「Anza 30th Anniversary book『currently』」には森野との対談が掲載されている[8]。また、2代目・火野レイ / セーラーマーズ役の岩名美紗子とも現在も非常に仲が良く、岩名の芸能界引退後もANZAのソロライヴの常連ゲストとして度々参加しており、2011年5月1日に行われたANZAの20周年記念ライヴ「ANZA's box」や、2022年10月9日に行われた30周年記念ライヴ「Anza 30th Anniversary Solo Live」にもゲスト出演している[9]
  • 音楽を担当した小坂とは、2014年に開催されたソロライヴ(このライヴでは上記の岩名の他に、ミュージカルで夜天光 / セーラースターヒーラー役だった奥山桃子もゲスト出演していた)に小坂が観客として来場[10][7]して以来、お互いのSNSに度々登場している。また、2015年にはミュージカルで共演した望月祐多笠原竜司らと共にイベント「ANZA ∞ 小坂明子 ~伝説は永遠に~」を開催したり、2020年2021年には小坂のYouTubeチャンネル「小坂明子のちいさな家」での生配信に出演するなど、現在でも親交が厚い。

出演

太字は主演。

テレビドラマ

舞台

1990年代

  • ミュージカル美少女戦士セーラームーン』(1993年8月11日 - 1998年2月16日、サンシャイン劇場 他) - 月野うさぎ / セーラームーン
    • 美少女戦士セーラームーン 外伝ダーク・キングダム復活篇
    • 美少女戦士セーラームーン 外伝ダーク・キングダム復活篇【改訂版】
    • 美少女戦士セーラームーンS スーパースプリングフェスティバル
    • 美少女戦士セーラームーンS うさぎ・愛の戦士への道
    • 美少女戦士セーラームーンS 変身・スーパー戦士への道
    • 美少女戦士セーラームーンS 変身・スーパー戦士への道【改訂版】
    • 美少女戦士セーラームーンスーパーズ 夢戦士・愛・永遠に
    • 美少女戦士セーラームーンスーパーズ 夢戦士・愛・永遠に【改訂版】
    • 美少女戦士セーラームーンスーパーズ スペシャルミュージカルショー
    • 美少女戦士セーラームーン セーラースターズ
    • 美少女戦士セーラームーン セーラースターズ【改訂版】
    • 美少女戦士セーラームーン 永遠伝説
    • 美少女戦士セーラームーン 永遠伝説【改訂版】
  • ミュージカル『2050年の青い鳥』(1997年12月 - 1998年2月) - チルチル
  • BOYS BE…ALIVE(1999年、サンシャイン劇場) - 日替わりゲスト

2000年代

PV

  • VAMPS「TROUBLE」(2009年)

声優出演


  1. ^ Profile”. anza.jp. 2022年3月1日閲覧。
  2. ^ 小坂明子45周年記念 美少女戦士セーラームーン Music History Supported by Pretty Guardians - 美少女戦士セーラームーン 30周年プロジェクト公式サイト(2023年4月24日閲覧)
  3. ^ Live - BLUESALLEY JAPAN(2023年10月31日閲覧)
  4. ^ 寺本康弘 (2018年8月19日). “歌手 ANZAさん 母と8年前に大げんか…全てをぶつけて、初めて向き合えた”. 東京新聞 TOKYO Web. 東京すくすく. 中日新聞社. 2022年3月1日閲覧。
  5. ^ 中日スポーツ (2021年10月13日). “ANZA、メジャーもインディーズも知る女…ボーカルを務めるインディーズバンドが1年遅れの20周年ミュージカル公演”. Yahoo! ニュース. ヤフー株式会社. 2022年3月1日閲覧。
  6. ^ a b STAY HOME with ANZA part2 - YouTube(2023年4月24日閲覧)
  7. ^ a b STAY HOME with ANZA リベンジ編 - YouTube(2023年4月24日閲覧)
  8. ^ [1] - Instagram(2023年4月25日閲覧)
  9. ^ 【レポート】Anza 30th Anniversary Solo Live - Web Rock Magazine BEEAST(2023年4月27日閲覧)
  10. ^ Great! ANZA!! - 小坂明子オフィシャルブログ「Mucal Feeling」Powered by Ameba(2023年4月27日閲覧)
  11. ^ 作中で自身が歌っている主題歌「扉をあけて」をくちずさんでいる。
  12. ^ 扉をあけて|ANZA”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2021年9月12日閲覧。
  13. ^ 彼方へ|ANZA”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2021年9月12日閲覧。






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ANZA」の関連用語

ANZAのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ANZAのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのANZA (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS