飯能駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/06 01:26 UTC 版)
駅構造
単式ホーム1面1線、島式ホーム2面3線に駅南側に側線3線を有する地上駅であり、橋上駅舎である。
南口側から1番ホーム・2番ホームの順に付番され、北口側が特急専用の5番ホームである。西武秩父方面の列車が主に入線する2・3番ホームは1本の線路の両側に位置しており、車両両側の扉を開けることで1・4番ホームに入線する池袋方面の列車と対面乗り換えができるように工夫されている。
駅東側の線路配線は池袋・西武秩父方面の列車が同時到着・発車ができるように改良された。
かつての貨物輸送に使用した側線や引き上げ線が駅南側や西側に残されているが、引き上げ線との境にあった「久下稲荷踏切」は撤去されている。
改札内コンコースの5番ホーム側には中間改札があり、ここで特急券の所持をチェックしている。5番ホーム入口の係員に特急券(のみ)を見せて通過(ホームに入場)する形式となっている。特急券チケットレスサービスSmoozの場合は係員に購入履歴画面を提示して通過する。中間改札手前にも特急券の券売機があり、コンコースでも特急券を購入することができる。
トイレは改札内コンコースにある。ユニバーサルデザインの一環として多機能トイレも併設されている。多機能トイレ内に非常用の係員呼び出しボタンは設置されていない。
有料座席指定列車「S-TRAIN」は、土曜・休日ダイヤのみ当駅に入線し、上下列車とも停車する。また、1往復分は当駅発着となる[7]。
配線図
← 池袋方面 |
||
↓ 吾野方面 | ||
凡例 出典:[8] 2001年12月15日現在 |
のりば
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 - 4 | 池袋線 (一般種別) |
上り | 所沢・池袋・新木場・渋谷・横浜方面 | 池袋方面は主に1・4番ホーム、西武秩父方面は主に2・3番ホーム |
下り | 吾野・西武秩父方面 | |||
5 | 池袋線 (特急) |
上り | 所沢・池袋方面 | 中間改札設置 |
下り | 西武秩父方面 |
(出典:西武鉄道:駅構内図)
- 2001年(平成13年)12月14日までは1 - 5番ホームの付番が逆(特急ホームが1番ホーム)だった。
- 2022年ダイヤ改正より副都心線直通は朝夕のみの設定である。
- 特急列車は、大半が5番ホーム発着となるが、2022年ダイヤ改正以降は西武秩父方面との接続を図る関係で、一部列車が4番ホームに到着し、折り返しは回送となる。
- 5番ホーム及び1番ホームに隣接する側線は、不定期で運転する武蔵丘車両検修場への入場・出場列車や回送列車にも用いられる。
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改札口(2022年7月)
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中間改札(2022年7月)
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自動券売機(2022年7月)
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1・2番ホーム(2022年7月)
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3・4番ホーム(2022年7月)
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5番ホーム(2022年7月)
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機回し線跡の車止め(2010年10月)
駅ビル・構内店舗
構内店舗の詳細は西武プロパティーズ公式サイト「飯能駅の店舗情報」を参照。
出典
- ^ a b c d “私鉄沿線・いま 西武鉄道池袋線飯能駅”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1992年11月4日)
- ^ a b 田中孝憲(西武鉄道鉄道本部運輸部管理課)「駅・乗務所のあらまし」『鉄道ピクトリアル』第63巻第12号(通巻884号)、電気車研究会、2013年12月10日、50頁、ISSN 0040-4047。
- ^ a b c “飯能駅ビル23日オープン”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1992年10月19日)
- ^ 西武鉄道株式会社総務部広報課『西武鉄道時刻表第6号』(昭和62年3月3日発行)、『西武鉄道時刻表第7号』(昭和63年12月1日発行)参照
- ^ 『会社要覧』西武鉄道株式会社、1999年、100-103頁
- ^ a b 『「本物のフィンランドデザイン」が飯能駅に現れます! 飯能駅のリニューアル工事が完成! 〜完成を記念したセレモニーも開催!「トモニー」「西武飯能ペペ」もリニューアル!〜』(PDF)(プレスリリース)西武鉄道/西武プロパティーズ、2019年3月1日。 オリジナルの2019年3月6日時点におけるアーカイブ 。2020年8月5日閲覧。
- ^ 『有料座席指定列車の愛称・詳細が決定! 2017年3月25日(土)から「S-TRAIN」運行開始!』(PDF)(プレスリリース)西武鉄道/東京地下鉄/東京急行電鉄/横浜高速鉄道、2017年1月10日。 オリジナルの2018年12月11日時点におけるアーカイブ 。2020年8月5日閲覧。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』 通巻第716号 2002年4月 臨時増刊号 「特集 - 西武鉄道」、巻末折込「西武鉄道 配線略図」
- ^ a b “プリンスホテル 9月に飯能撤退 ヘリテイジ引き継ぎへ”. 東京新聞. (2012年5月23日) 2012年5月23日閲覧。
- ^ a b 『当社保有施設の一部施設の賃貸先変更に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)西武鉄道、2012年5月22日 。2012年5月23日閲覧。
- ^ 飯能プリンスホテルの営業終了のお知らせ
- ^ “「駅別乗降人員(一日平均)の推移」No.1 2001年度〜2005年度・池袋線・西武秩父線・西武有楽町線・豊島線・狭山線・山口線” (PDF). 西武鉄道. 2011年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月30日閲覧。
- ^ a b c d e “「駅別乗降人員(一日平均)の推移」No.1 2002年度〜2006年度・池袋線・西武秩父線・西武有楽町線・豊島線・狭山線・山口線” (PDF). 西武鉄道. 2012年11月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月30日閲覧。
- ^ その大きさは世界一!飯能の巨大木馬「夢馬」 (PDF) - 埼玉県庁
- ^ 『'89会社要覧』(西武鉄道株式会社)
- ^ 『'98-'99会社要覧』(西武鉄道株式会社)「平成10年3月末現在 路線図」に「笠縫信号場」記載無し(元加治-飯能間2.7km)
- ^ 小松丘「西武鉄道 沿線観察」「西武鉄道の「廃」をさぐる」『鉄道ピクトリアル』(通巻第716号、2002年4月臨時増刊号、134・149頁)参照
- ^ 「RAILWAY TOPICS」『鉄道ジャーナル』(通巻第426号、鉄道ジャーナル社、2002年4月、99頁)参照
- ^ 『'98-'99会社要覧』(西武鉄道株式会社、66頁参照)
- ^ 1998年3月の笠縫信号場廃止は、年譜では省略されている。
- ^ 『自然あふれる飯能エリアの玄関口として飯能駅をリニューアルします! 〜フィンランド独立100周年記念事業として大使館共催のもとデザインコンペを実施します〜』(PDF)(プレスリリース)西武鉄道、2017年6月5日。 オリジナルの2017年7月20日時点におけるアーカイブ 。2020年8月5日閲覧。
- ^ a b c “駅別乗降人員(2022年度1日平均)” (pdf). 西武鉄道. 2023年7月30日閲覧。
- ^ 駅別乗降人員(2020年度1日平均) - ウェイバックマシン(2021年9月23日アーカイブ分)、2022年8月18日閲覧
- ^ 駅別乗降人員(2021年度1日平均) - ウェイバックマシン(2022年7月8日アーカイブ分)、2022年8月18日閲覧
固有名詞の分類
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