階差数列 階差表と高階等差数列

階差数列

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 17:05 UTC 版)

階差表と高階等差数列

もとの数列とその各階の階差数列を並べて表にしたものを階差表という。たとえば、二項係数の階差表はパスカルの三角形であり、調和級数の階差表はライプニッツの調和三角形である(正負の符号は異なる)。

適当な自然数 m に対し、第 m-階差が定数列となるとき、もとの数列を m-階等差数列という。通常の等差数列は、1-階等差数列である。また、0-階等差数列は定数列である。一般項が添字 n の多項式であるような数列は必ず定数列となるような高階階差を持つから、高階等差数列のクラスに含まれる。

参考文献

関連項目


  1. ^ 空和0 に等しいと約束すれば、この式は n = 1 のときも成り立つ。


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