積木くずし
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舞台
東宝の制作で1984年3月に名鉄ホールで上演。松山善三の演出によりミュージカルタッチの作品となった。長門裕之が穂積をモデルとした貝谷隆一を、妻の光子は中村玉緒、娘の百合子はオーディションで選ばれた平野英美が演じた[8][9]。
書籍情報
- 『積木くずし 親と子の二百日戦争』桐原書店、1982年9月
- 『親と子積木くずしの世界から』[穂積隆信/能重真作]民衆社、1983年5月、ISBN 4838303831
- 『積木くずしあとさき - 悩める親からのアドバイス』 毎日新聞社、1984年9月、ISBNなし
- 『積木その後の娘と私たち』 東京出版、1984年11月、ISBN 4924644080)
- 『積木くずし 親と子の二百日戦争』(再版)角川書店、1985年5月、ISBN 4041625017
- 『積木くずし(続)』 角川書店、1985年5月、ISBN 4041625025
- 『積木くずし崩壊そして…』 近代映画社
- 『由香里の死、そして愛 積木くずし終章』 アートン、2004年9月、ISBN 4901006851
- 『積木くずし 親と子の二百日戦争・完全復刻版』 アートン、2005年12月、ISBN 4861930243
- 『積木くずし 最終章』 駒草出版、2012年3月、ISBN 9784905447078
積木くずしのパロディが登場する作品
- オレたちひょうきん族 - 1983年4月16日放送の「ひょうきん連続テレビ小説」にて、『積木づくし』というタイトルでパロディ化された。主人公は山田邦子が扮していた。その後同年5月7日放送の「タケちゃんマン」コーナーで、「ミュージカルだよタケちゃんマン〜サウンド・オブ・ミュージッくずし〜の巻」と題し、ミュージカル仕立てで再びパロディされた。
- 大江戸捜査網 - 左文寺右京(松方弘樹)時代の第491話(1983年)で、「父が叫ぶ! 非行少女暴走絵図」というパロディを放送。ここでは吸引したのはシンナーではなくアヘンだった。
- ドリフ大爆笑 - コント「けんと聖子の5分間劇場 積木くずれ」志村けんが不良少女、松田聖子が母親に扮していた。
- オヨネコぶーにゃん - アニメ版の第75話「積木くずれっぱなし」としてパロディ化。ヒロインであるゆでたたまごが突如不良化し、続いてぶーにゃんとパパも不良化してママを手こずらせる。
- パーマン - 「不良少女ガン子」
- ぎゅわんぶらあ自己中心派 - 「配牌崩し」麻雀のルールやマナーを守らない不良女子高生かおりに手を焼いた家族が、主人公の持杉ドラ夫に更生を依頼。ドラ夫は正攻法ではなく、かおりですら呆れるほどの反面教師を演じる(または素)。最終的にかおりは「あいつ(ドラ夫)見てると自分がバカバカしくなっちまった」と言って、不良をやめることを決意する。
脚注
- ^ 週刊TVガイド 1985年6月28日号 p.26「REPORT・あの『積木くずし』のパートIIが今秋から登場」
- ^ 週刊TVガイド 1985年9月6日号 p.50「REPORT・TBS新番『積木くずし』の放送が中止に」(この記事中では「穂積さんの長女A子(17)」と名前が伏せられている)
- ^ a b 週刊TVガイド 1985年9月20日号 p.26「REPORT・『積木くずし』後番は仙道敦子でシリアスもの」
- ^ 「テレビ視聴率季報(関東地区)」ビデオリサーチ
- ^ 「2夜連続スペシャルドラマ 積木くずし 最終章」公式 Web ページ
- ^ 2012年11月23日は金曜プレステージ、11月24日は土曜プレミアムでそれぞれ放送。
- ^ 「邦画フリーブッキング配収ベスト作品」『キネマ旬報』1984年(昭和59年)2月下旬号、キネマ旬報社、1984年、115頁。
- ^ 『中日新聞』1984年1月25日付夕刊
- ^ 『中日新聞』1984年3月10日付夕刊
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