生活ほっとモーニング 概要

生活ほっとモーニング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/04 08:09 UTC 版)

概要

朝の「生活情報番組」は1966年度の『こんにちは奥さん』に始まり、1974年度から『奥さんごいっしょに』→1980年度から『おはよう広場』→1984年度から『おはようジャーナル』→1991年度から『くらしのジャーナル』と継承され[1]1995年度から当番組がスタートした[2]

日頃の暮らしに役立つ情報 (健康、料理、経済、住環境、ファッションなど) について、ゲストを交えたスタジオトークとVTRで構成[3]

1996年度と1997年度は、土曜日も平日と同じ時間帯で放送。1998年度は『土曜ほっとモーニング』として放送(テーマソングは平日と同じ)。

2004年度からは、放送を11時まで延長し、10時台は『ほっと10時台』とした。その後は2005年度下半期からは9時55分まで、2007年度からは9時25分までとなり、第2部の枠は独立して『きょうの料理プラス』(金曜日のみ『趣味の園芸プラス』)となった。

当番組の視聴率は、7%程度であった[4]

放送時間の短縮・休止

祝日年末年始は休止[注 1]夏の高校野球期間中は、休止もしくは過去のアンコール放送。国会中継または春の選抜高校野球中継が9時から行われる場合は短縮放送。

NHK総合以外での放送

NHK衛星第1テレビジョンにて、当日の13時 - 13時50分に再放送した時期があったが、2000年3月を以って終了した。

2004年11月からは、NHKワールド・プレミアムで同時放送した(8時35分 - 9時25分)。かつてはNHKワールドTVでも放送された。

番組の終了

NHKの調査によると、出勤時間が早まるなど生活環境が変化し、それまで8時30分開始であった民放キー局3社のワイドショーが8時開始に、テレビ朝日(1993年4月 - )、フジテレビ(1994年4月 - 9月、1999年4月 - )[注 2]日本テレビ(2004年10月 - )の順で繰り上げた[注 3]ことが、当番組や『連続テレビ小説』の視聴率低迷の原因に挙げられていた(「あさイチ」の項を参照)。

そこで『NHKニュース おはよう日本』を8時で終了させ、『連続テレビ小説』を8時 - 8時15分に繰り上げ[注 4]、8時15分 - 9時54分に『あさイチ』を編成することとした。

選抜高等学校野球大会中継のため、当番組は2010年3月19日に最終回を迎え、15年の歩みを振り返った。


注釈

  1. ^ 2007年3月21日と2010年2月11日は祝日であったが放送された。
  2. ^ 1998年10月 - 1999年3月は8時25分開始
  3. ^ 後の2014年3月末にTBSも8時開始に繰り上げた。
  4. ^ ゲゲゲの女房』から。
  5. ^ 駒村は2012年度以降、後継番組『あさイチ』のレギュラーとして同枠再登板する。

出典

  1. ^ 番組エピソード 生活情報をお届け!『おはようジャーナル』-NHKアーカイブス”. 2015年9月25日閲覧。
  2. ^ 日本放送協会放送文化研究所 放送情報調査部 編『NHK年鑑'96』日本放送出版協会、1996年10月15日、165頁。 
  3. ^ 「情報生番組 『生活ほっとモーニング』の目指すもの / 若松昇」『新・調査情報passingtime』第8号、東京放送、1997年11月1日、38頁、NDLJP:3479798/21 
  4. ^ イノッチ&有働アナが起こした朝の“革命” 取り戻した主婦層の支持,スポーツニッポン,2018年2月5日






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