澁澤龍彦 家族・親族

澁澤龍彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/25 04:14 UTC 版)

家族・親族

著作一覧

単行版

  • 『サド復活 自由と反抗思想の先駆者』弘文堂〈現代芸術論叢書〉[10]、1959年
  • 『黒魔術の手帖』桃源社、1961年
  • 『神聖受胎』現代思潮社、1962年
  • 『犬狼都市』桃源社[注 9]、1962年(短編集)
  • 『毒薬の手帖』桃源社、1963年
  • 『世界悪女物語』桃源社、1964年
  • 『夢の宇宙誌 コスモグラフィア・ファンタスティカ』美術出版社「美術選書」、1964年
  • 『サド侯爵の生涯 牢獄文学者はいかにして誕生したか』桃源社「桃源選書」、1965年
  • 『快楽主義の哲学 現代人の生き甲斐を探求する』光文社カッパ・ブックス、1965年
  • 『エロスの解剖 伝説から心理学まで』桃源社「桃源選書」、1965年
  • 『秘密結社の手帖』早川書房「ハヤカワ・ライブラリ」、1966年
  • 『異端の肖像』桃源社、1967年
  • 『ホモ・エロティクス』現代思潮社、1967年
  • 『サド研究 「牢獄文学」覚え書』桃源社「桃源選書」、1967年
  • 『エロティシズム』桃源社、1967年
  • 『幻想の画廊から』美術出版社、1968年、青土社、1979年
  • 『妖人奇人館』桃源社、1971年
  • 『黄金時代』薔薇十字社、1971年
  • 『女のエピソード』桃源社、1972年
  • 『偏愛的作家論』青土社、1972年、増補版1976年
  • 『悪魔のいる文学史 神秘家と狂詩人』中央公論社、1972年
  • 『ヨーロッパの乳房』立風書房、1973年
  • 『夢のある部屋』桃源社、1974年。野中ユリ挿絵
  • 『人形愛序説』第三文明社、1974年
  • 『胡桃の中の世界』青土社、1974年
  • 『貝殻と頭蓋骨』桃源社、1975年
  • 『幻想の肖像』大和書房、1975年
  • 『旅のモザイク』人文書院、1976年
  • 『幻想の彼方へ』美術出版社、1976年
  • 『思考の紋章学』河出書房新社、1977年
  • 『東西不思議物語』毎日新聞社、1977年
  • 『洞窟の偶像』青土社、1977年
  • 『記憶の遠近法』大和書房、1978年
  • 『スクリーンの悪魔』潮出版社、1978年
  • 『機械仕掛のエロス』青土社、1978年
  • 『幻想博物誌』角川書店、1979年
  • 『悪魔の中世 西洋美術史の暗黒』桃源社、1979年
  • 『玩物草子』朝日新聞社、1979年
  • 『城と牢獄』青土社、1980年
  • 『太陽王と月の王』大和書房、1980年
  • 『城 夢想と現実のモニュメント』白水社、1981年
  • 『唐草物語』河出書房新社、1981年(短編集)
  • 『魔法のランプ』立風書房、1982年
  • 『ドラコニア綺譚集』青土社、1982年
  • 『ねむり姫』河出書房新社、1983年(短編集)
  • 三島由紀夫おぼえがき』立風書房、1983年
  • 『狐のだんぶくろ わたしの少年時代』潮出版社、1983年
  • 『マルジナリア』福武書店、1983年
  • 『華やかな食物誌』大和書房、1984年
  • 『うつろ舟』福武書店、1986年(短編集)
  • 『私のプリニウス』青土社、1986年
  • 『フローラ逍遥』平凡社、1987年
  • 高丘親王航海記』文藝春秋、1987年(長編小説)
  • 『エピクロスの肋骨』福武書店、1988年(最初期の短編集)
  • 『都心ノ病院ニテ幻覚ヲ見タルコト』立風書房、1990年(エッセイ集の遺著)

主な編著・共著

  • 『狂王』野中ユリ挿絵、プレス・ビブリオマーヌ、1966年
  • 『NUDEのカクテル』サントリー、洋酒マメ天国第29巻、1968年
  • 『エルンスト ファブリ世界名画集58』平凡社、1970年
  • 『暗黒のメルヘン』立風書房、1971年(アンソロジー)
  • 『変身のロマン』立風書房、1972年(アンソロジー)
  • 『幻妖 日本文学における美と情念の流れ』現代思潮社、1972年(アンソロジー)
  • 『エロティシズム』青土社、1974年(編著)
  • 『地獄絵 ギャラリー19』平凡社、1974年
  • 『M・W・スワーンベリ』ジャン・ソセ編、河出書房新社、「骰子の7の目」、シュルレアリスムと画家叢書別巻、1976年
  • 『世界幻想名作集』世界文化社、世界の文学別巻1、1979年(アンソロジー)
  • 『妖精たちの森 野中ユリ画集』講談社、1980年(画集解説)
  • 『裸婦の中の裸婦』巌谷國士共著、文藝春秋、1990年(没後に巌谷が補記)

著作集・全集

  • 澁澤龍彥集成(全7巻) 桃源社 
  • ビブリオテカ澁澤龍彥(全6巻) 白水社
  • 新編ビブリオテカ澁澤龍彥(全10巻) 白水社
  • 澁澤龍彥全集(全22巻・別巻2) 河出書房新社
  • 澁澤龍彥翻訳全集(全15巻・別巻1) 河出書房新社

オリジナル編著(主に没後)

  • 澁澤龍彥書評集成
  • 澁澤龍彥映画論集成 
  • 澁澤龍彥日本芸術論集成
  • 澁澤龍彥日本作家論集成 (上・下)
  • 澁澤龍彥西欧芸術論集成 (上・下)
  • 澁澤龍彥西欧作家論集成 (上・下)
  • 澁澤龍彥西欧文芸批評集成
  • 私の少年時代 + 私の戦後追想 - 以上は河出文庫
  • エロス的人間 中公文庫、改版2017年
  • 少女コレクション序説 中公文庫、改版2017年
  • 快楽図書館 学研、2006年 - 書評集
  • 推理小説月旦 ミステリー全論考 深夜叢書社、2013年
  • イコノエロティシズム 澁澤龍彥美術論集 河出書房新社(谷川渥編)
  • 天使たちの饗宴 澁澤龍彥同時代芸術論集(谷川渥編)
以下は小説集成

河出文庫コレクション(主に現行版)

  • 東西不思議物語
  • 世界悪女物語
  • 妖人奇人館
  • 異端の肖像
  • 幻想の肖像
  • 幻想の彼方へ
  • 黒魔術の手帖
  • 毒薬の手帖
  • 秘密結社の手帖
  • 華やかな食物誌
  • 女のエピソード
  • エロスの解剖
  • 神聖受胎 
  • ドラコニア綺譚集
  • 記憶の遠近法
  • 幸福は永遠に女だけのものだ
  • 夢の宇宙誌 
  • 思考の紋章学
  • 胡桃の中の世界
  • ヨーロッパの乳房
  • 黄金時代
  • サド侯爵あるいは城と牢獄
  • 城 夢想と現実のモニュメント
  • 太陽王と月の王
  • 旅のモザイク
  • 世紀末画廊
  • 洞窟の偶像
  • 夢のある部屋
  • 私のプリニウス
  • プリニウスと怪物たち
  • バビロンの架空園
  • 極楽鳥とカタツムリ

主な受賞


注釈

  1. ^ 』[U+5F65]は「」の旁部分(「彦」の旧字体)。数値文字参照:[彥]
  2. ^ 旧字新字に直す慣例のある出版界でも珍しく、いまだに名前の漢字全てが旧字体のまま出版されているが、澁澤自身は生前自らの名前が「竜」の字で代用されるのを嫌っており、「私は署名をするときにも、竜彦などとは間違っても書かない。(略)これはタツではなくて、尻尾の生えたカメみたいではないか」と記している[3]
  3. ^ 栄一の父・市郎右衛門(元助)は澁澤家の本流とされる「東の家」から支流の「中の家」に養子として入った。
  4. ^ 1969年に再婚、編集者出身。
  5. ^ 旅行自体は、夫人の回想記『澁澤龍彥との旅』や『澁澤龍彥との日々』(白水社)、図版の編著『澁澤龍彥のイタリア紀行』(新潮社 とんぼの本)に詳しい
  6. ^ 式場隆三郎『サド侯爵夫人』も読みこんでいたことは間違いない。新版は『サド侯爵夫人とその夫』(書肆心水、2020年)
  7. ^ 三島事件そのものは、種村季弘から電話で知らされた。
  8. ^ 日曜美術館 幻想の王国-澁澤龍彥の世界』(NHK教育、1994年5月15日放送)で、土方巽の葬儀にて挨拶する数少ない映像が放送された。
  9. ^ 一部作品の初出は、三島や中村光夫が参加した「鉢の木会」が編集した、大判の季刊文芸誌『聲』(発行元は丸善)であった。他は「陽物神譚」「マドンナの真珠」

出典

  1. ^ a b 史上初の大調査 著名人100人が最後に頼った病院 あなたの病院選びは間違っていませんか”. 現代ビジネス (2011年8月17日). 2019年12月22日閲覧。
  2. ^ 『旅の仲間: 澁澤龍彥・堀内誠一往復書簡』229ページ
  3. ^ 『記憶の遠近法』所収「ドラゴン雑感」
  4. ^ a b Invenshon. インヴェンション. Hiroshi Takayama, Shin'ichi Nakazawa, 宏 高山, 新一 中沢. Meijidaigakushuppankai 明治大学出版会. (2014.3). ISBN 978-4-906811-06-9. OCLC 879616267. https://www.worldcat.org/oclc/879616267 
  5. ^ 三島由紀夫『澁澤龍彥氏のこと』-『快楽主義の哲学』(光文社カッパブックス、1965年)でのカバー紹介
  6. ^ 出口裕弘『澁澤龍彥の手紙』朝日新聞社、1996年、100-101頁。 
  7. ^ 赤木洋一『平凡パンチ1964』〈平凡社新書〉2004年。 
  8. ^ 森茉莉『ドッキリチャンネル』
  9. ^ 澁澤龍彦『私の少年時代』河出書房新社
  10. ^ 編集担当は小野二郎。のち晶文社を設立。






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