槙ようこ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/03 07:23 UTC 版)
槙 ようこ | |
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本名 | 福家 陽子(ふけ ようこ) |
生誕 |
1981年7月11日(42歳)[1] 鹿児島県[1] |
国籍 | 日本 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 1999年 - 2019年 |
ジャンル | 少女漫画 |
代表作 | 『愛してるぜベイベ★★』 |
略歴
- 1999年 - 『ラブサービス!』で第354回りぼんNEW漫画スクール佳作、ならびに、第71回SB賞を受賞した。当時高校2年生であった。
- 2000年 - 初コミックス「枯れ気に恋を咲かせます」をりぼんマスコットコミックスより発売した。『りぼん』(集英社)10月号より「ソラソラ」を翌年1月号まで連載した。
- 2001年 - 『りぼん』4月号より「あたしはバンビ」を翌年2月号まで連載した。
- 2002年 - 『りぼん』4月号より2005年1月号まで『愛してるぜベイベ★★』を連載した。3年間に亘る連載に加え、2004年にはアニメ化もされるなど、同作品は槙の代表作となった。
- 2007年 - 『りぼん』にて『山本善次朗と申します』の連載を開始したものの、連載から約1年後の2008年3月に体調不良を理由に連載を中断した。1年近くに及ぶ活動休止の後、本編の続きは単行本での描き下ろしにて行われる旨が発表され、完結したのは2011年になってからである。
- 2010年 - 『ARIA』(講談社)で、持田あきとの合作『ピカ☆イチ』の連載を開始した。槙は作画担当で、持田は脚本を担当している。同年『Cookie』(集英社)10月号にて、持田との合作『zen zen』を発表し、その後、2011年2月号から4月号まで短期連載された。ちなみに本作は続編も予定されていたが、続編の執筆は実現されなかった。
- 2011年 - 東日本大震災チャリティー漫画本への寄稿を行った[2][3]。
- 2012年 - 『リぼん』9月号より『ロマンチカクロック』の連載を開始。2015年12月号で完結。
- 2016年 - 『りぼん』8月号より『きらめきのライオンボーイ』の連載を開始。
- 2019年 - 『りぼん』4月号にてデビュー20周年の記念特集が掲載される。しかし、同年の8月号をもって『きらめきのライオンボーイ』を終了すると同時に、漫画家を引退することを宣言した[4]。引退を決めた具体的な理由は明かされていない。
- 2020年 - 自身のデビュー20周年期間の3月17日までSNSアカウントは継続するとしていたが[5]、イラスト集の発売等で5月31日まで継続。6月1日に全SNSアカウントを閉鎖した。
- 2023年 - 「maki」の名義で、イラストレーターとして活動を再開。『りぼん』12月号からイラストだけの連載「no words.」を発表している。
人物
血液型はA型[1]。利き手は右手だが、ギャグ絵なら左手で描けるとのことである[6]。自身の性格は「自分でも一言では言えない。分かってくれる人だけ分かってくれればいいやと思うタイプ」と述べている[6]。槙は幼少期からネコよりもイヌが好きであったと語っており[7]、「レオ」と名付けられたイヌを飼育していたことがある。『愛してるぜベイベ★★』のヒロインである坂下ゆずゆのモデルは、このレオだと公表されている[8]。
注釈
- ^ “れんさい作品紹介&ためしよみ『きらめきのライオンボーイ』”. 集英社 りぼんわくわくステーション. 2019年3月2日閲覧。
- ^ 計36人の作家による作品。
出典
- ^ a b c “りぼんわくわくステーション|まんが家ファイル|槙ようこ先生のデータ”. 集英社. 2010年7月29日閲覧。
- ^ a b ななじ眺・葉月めぐみ. “PARTY!〜東日本大震災チャリティー漫画本〜HP”. 2015年8月30日閲覧。
- ^ a b “東日本大震災チャリティー漫画本 PARTY! HANA|やまもり 三香他|チャリティー漫画本|出版案内”. 株式会社メディアパル. 2015年8月30日閲覧。
- ^ 『りぼん』2019年8月号93ページ「槙ようこより読者の皆様へ」。
- ^ “漫画家・槙ようこ、引退を発表「前向きな気持ちで心に決めていたこと」”. ORICON NEWS. (2019年7月3日) 2019年7月3日閲覧。
- ^ a b 槙ようこ 『愛してるぜベイベ★★』単行本第2巻 P.37のプロフィールより ISBN 4-08-856452-9
- ^ 槙ようこ 『愛してるぜベイベ★★』 単行本第3巻 p.167 ISBN 4-08-856484-7
- ^ 原作者 槙ようこ先生インタビュー (2018年10月3日閲覧)
- ^ “きらめきのライオンボーイ/1|槙 ようこ|りぼんマスコットコミックス|集英社の本”. 集英社. 2019年3月2日閲覧。
- ^ “少女マンガ大好きな女子高生が出会ったのは…、槙ようこの新連載がりぼんで”. コミックナタリー. 株式会社ナターシャ (2016年7月2日). 2019年3月2日閲覧。
- ^ “きらめきのライオンボーイ/2|槙 ようこ|りぼんマスコットコミックス|集英社の本”. 集英社. 2019年3月2日閲覧。
- ^ “きらめきのライオンボーイ/3|槙 ようこ|りぼんマスコットコミックス|集英社の本”. 集英社. 2019年3月2日閲覧。
- ^ “きらめきのライオンボーイ/4|槙 ようこ|りぼんマスコットコミックス|集英社の本”. 集英社. 2019年3月2日閲覧。
- ^ “きらめきのライオンボーイ/5|槙 ようこ|りぼんマスコットコミックス|集英社の本”. 集英社. 2019年3月2日閲覧。
- ^ “きらめきのライオンボーイ/6|槙 ようこ|りぼんマスコットコミックス|集英社の本”. 集英社. 2019年3月2日閲覧。
- ^ “きらめきのライオンボーイ/7|槙 ようこ|りぼんマスコットコミックス|集英社の本”. 集英社. 2019年3月2日閲覧。
- ^ “きらめきのライオンボーイ/8|槙 ようこ|りぼんマスコットコミックス|集英社の本”. 集英社. 2019年3月2日閲覧。
- ^ “きらめきのライオンボーイ/9|槙 ようこ|りぼんマスコットコミックス|集英社の本”. 集英社. 2019年6月30日閲覧。
- ^ “きらめきのライオンボーイ/10|槙 ようこ|りぼんマスコットコミックス|集英社の本”. 集英社. 2019年10月28日閲覧。
- ^ “槙ようこ最後の連載作「きらめきのライオンボーイ」完結10巻”. コミックナタリー. 株式会社ナターシャ (2019年10月25日). 2019年10月28日閲覧。
- ^ “槙ようこが引退を発表、「きらめきのライオンボーイ」は完結”. コミックナタリー. 株式会社ナターシャ (2019年7月3日). 2019年7月3日閲覧。
- ^ りぼん編集部 2018年11月2日のツイート、2018年12月2日閲覧。
- ^ “槙ようこイラスト集 Graduation|槙 ようこ|愛蔵版コミックス|集英社の本”. 集英社. 2020年5月25日閲覧。
- ^ “槙ようこの20年をまとめた最初で最後のイラスト集「Graduation」本日発売”. コミックナタリー. 株式会社ナターシャ (2020年5月25日). 2020年5月25日閲覧。
- ^ 槙ようこ 2017年8月8日のツイート、2017年8月13日閲覧。
- ^ 槙ようこ 2017年7月10日のツイート、2017年8月18日閲覧。
- ^ a b 槙ようこ 『愛してるぜベイベ★★』 単行本第7巻 p.181 ISBN 4-08-856594-0
- ^ 朝吹まり 2019年7月3日のツイート、2019年7月4日閲覧。
- ^ 黒崎みのり 2019年7月3日のツイート、2019年7月4日閲覧。
- ^ アミュー 2020年5月29日のツイート、2020年5月30日閲覧。
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- 2 槙ようこの概要
- 3 作品リスト
- 4 アシスタント経験者
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