椅子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/21 02:11 UTC 版)
椅子と騒音
椅子の脚と床面の摩擦が起こす騒音(移動音)は、嫌悪されることがある(特にフローリングの場合)。椅子にゴムやフェルトが元々付いていることや、使用者側が付けるという場合もある[20]。日本の小学校では近年、騒音緩和対策として、使用済みテニスボールを椅子の脚に嵌める動きもある。しかし、「微量の化学物質放散による健康被害」を指摘する声もある[21]。
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極めて低い背もたれ(カウンター席。)
椅子に関連した小説など
- 人間椅子:江戸川乱歩の小説
- 銀のいす:ナルニア国ものがたりの第4巻
- 椅子:ウジェーヌ・イヨネスコの不条理演劇。舞台上に次から次へと椅子が持ち込まれ、最終的には椅子が舞台を埋めつくす。
ギャラリー
脚注
関連項目
- 座席
- リクライニングシート
- デッキチェア
- バケットシート
- バーバーチェア
- 椅子学
- 椅子取りゲーム
- 車椅子 - 歩行が困難な人が用い、移動のための車輪が付いた椅子。大抵の場合は後ろから介添え人が押す用途で持つとってが2つあり、折りたたむことができ、軽量化を図るため鋼やアルミ合金パイプの骨を持つものが多い。
- 電気椅子 - 死刑執行時に用いられる椅子で、拘束具と各種電極が備わっている。日本では用いられていない。
- 空気椅子 - 実際の椅子ではなく、大腿筋を強化する目的で背中を壁につけ、仮想の椅子に座る姿勢を維持させる等尺性筋収縮運動のひとつ。大腿筋の強化よりも膝関節に負担が掛かることが知られてからは用いられなくなった。無理な姿勢を強要することからシゴキに用いられることがあった。
外部リンク
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j k 山内陸平「椅子と掛心地 : 人間工学的側面の多様性」『人間工学』第21巻第5号、日本人間工学会、1985年、233-238頁、doi:10.5100/jje.21.233、2020年5月26日閲覧。
- ^ Oxford Dictionary, "seat".[1]
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 小学館『スーパーニッポニカ』「椅子」
- ^ 広辞苑第六版「椅子」
- ^ 意匠分類定義カード(D7)意匠番号D7-200 特許庁
- ^ a b c d e f g 意匠分類定義カード(D7) 特許庁
- ^ a b c d “雑貨工業品品質表示規程”. 消費者庁. 2013年5月23日閲覧。
- ^ 背もたれがなければ“椅子”とは呼ばない - 2006/06/14(水) 14:48:01 [サーチナ]
- ^ a b c d e 浅田晴之, 内田和彦, 渡辺秀俊, 小原二郎「体に合った椅子をさぐる」『日本人間工学会大会講演集』48spl日本人間工学会第53回大会、日本人間工学会、2012年、312-313頁、doi:10.14874/jergo.48spl.0.312.0、2020年5月28日閲覧。
- ^ 英語版の Stool (seat) を参照。
- ^ 英語版の Bar stool を参照。
- ^ a b 渡辺優『図解インテリア・ワードブック』建築資料研究社、1996年、87-89頁。
- ^ http://ejje.weblio.jp/content/sofa (研究社 新英和中辞典)
- ^ 西川栄明『新版 名作椅子の由来図典:歴史の流れがひと目でわかる 年表&系統図付き』誠文堂新光社、2021、24頁。
- ^ 「ノルウェーのデザイン―美しい風土と優れた家具・インテリア・グラフィックデザイン」 p.164-165(島崎信) ISBN 978-4416607251
- ^ “Body Weight Exercise” (英語). Harvard Health. 2023年10月24日閲覧。
- ^ 倚子(読み)いしコトバンク
- ^ 鍵和田務『椅子のフォークロア』柴田書店、1977年。28-29頁。
- ^ a b 矢田部英正『椅子と日本人のからだ』 晶文社 2004年 ISBN 4794965966 pp.61-67.
- ^ 生活騒音シリーズ「住宅機器・設備編」 - 横浜市 環境創造局
- ^ Q:中古のテニスボールを教室の机や椅子の脚に使用しているのですが。 - 山口県学校薬剤師会
椅子と同じ種類の言葉
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