富良野・美瑛ノロッコ号
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車内サービス
1999年(平成11年)時点では、専用の制服を着た車掌と「ノロッコレディ」と呼ばれた乗務員[37]が乗務していた。車内では地ビールをはじめとした地元の特産品、ノロッコ号のグッズなどが販売されていた[38]。2004年(平成16年)時点でも同様であった[24]。2018年(平成30年)現在、利用客には「乗車証明書」が配布される[7]。
また車内には装飾が行われ、かつて9月 - 10月にはハロウィンの装飾などが行われたこともあった[39]。
ギャラリー
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2014年まで、運行初日と2日目はSLが牽引しSLふらの・びえい号として運行された。(富良野郊外にて)
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ノロッコ塗装の機関車故障のためノロッコ号を牽引するDE15 1524(2012年7月・美瑛駅)
その他の臨時列車
ふらの・びえい雪原ノロッコ号
1999年(平成11年)12月23日に旭川駅 - 富良野駅間で運転を開始したノロッコ号の臨時列車。冬季間の週末を中心に、1日1往復運転された。DE15形ディーゼル機関車のラッセルヘッドを旭川方に連結した状態で運行された。実際にラッセル仕業は行われてはいなかったが、ラッセル機関車が牽引するということで集客効果を狙っての運行であった。ラッセル機関車付きの営業列車は、この列車が全国で初めてであった[40]。2002年(平成14年)2月24日をもって運転を終了した[22][23]。
SLふらの・びえい号
1999年(平成11年)6月に旭川駅 - 富良野駅間で運転を開始した臨時列車。運転を開始したかつてノロッコ号の車両を蒸気機関車で牽引する際、この名称で運転された。また年によっては、SLすずらん号で使用していた客車を牽引していたこともあった[17]。運行開始時のキックオフイベントとして6月の数日間運転された[25]ほか、「ふらの・ワインぶどう祭り」等の沿線のイベントに合わせて運転されることもあった[41]。2014年(平成26年)6月をもって運転を終了した[29][30]。
秋の南富良野ノロッコ号
2010年(平成22年)10月16日に旭川駅 - 新得駅間で運転を開始したノロッコ号の臨時列車。初年度は2日間のみの運行であった[27]が、好評だったため、翌年からは秋季に運行されていた「富良野・美瑛ノロッコ号」をすべて運休し、期間中の週末を中心に1日1往復運転された[42]。紅葉で有名な「かなやま湖」を望むことができた。機関車や客車には、秋のかなやま湖をモチーフにしたヘッドマークが掲出された。停車駅は以下の通り。2012年(平成24年)10月14日の運転を最後に設定されていない[28]。現在は再び「富良野・美瑛ノロッコ号」の運転となっている。
- 旭川駅 - 美瑛駅 - 上富良野駅 - 中富良野駅 - 富良野駅 - 幾寅駅 - 新得駅
貸切運転
2005年(平成17年)9月 -10月の期間、期間限定企画として、「富良野・美瑛ノロッコ号」の貸切販売を行ったことがあった。旭川駅 - 富良野駅間、または美瑛駅 - 富良野駅間を1往復するコースで、1名から168名までの利用が可能であった[43]。
ふらの・びえい号
ふらの・びえい号 | |
---|---|
概要 | |
国 | 日本 |
現況 | 新型コロナウイルスにより運休中 |
地域 | 北海道 |
運行開始 | 2018年6月30日 |
運営者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
路線 | |
起点 | 旭川駅 |
終点 | 富良野駅 |
使用路線 | 富良野線 |
車内サービス | |
クラス | 普通車 |
座席 | 普通車自由席:1 - 3号車 |
技術 | |
車両 | 183系気動車、苗穂運転所 |
軌間 | 1,067 mm |
電化 | 非電化 |
2018年(平成30年)6月30日から運行を開始した、富良野線旭川駅 - 富良野駅間にて運転する臨時列車である。キハ183系気動車で運転される。
ラベンダーの最盛期である7月、富良野・美瑛ノロッコ号は混雑が激しくなっていた[44]。また、2018年(平成30年)よりノロッコ号の編成が3両編成となった[12]。そのため、特に混雑が激しいノロッコ1号・2号の混雑緩和を図るため、同年より同列車の後を走る臨時列車が運転されることとなった[44]。特急形車両で運転されるが、乗車券のみで乗車できる。
沿革
- 2018年(平成30年)6月30日:8月12日までの期間、「快速ふらの・びえい号」を運行開始[44]。
- 2019年(令和元年)7月6日:8月12日までの期間、「ふらの・びえい号」を運転。「快速」の表記がなくなる[45]。
- 2020年(令和2年):当初運転が計画されていた[46]が、新型コロナウイルスの影響で、この年の全列車が運休。
- 2021年(令和3年):運転が計画されなかった[47]。
運行概況
ラベンダーの最盛期である7月から8月にかけて、1日1往復運転される。
停車駅
旭川駅 - 美瑛駅 - 美馬牛駅 - 上富良野駅 - ラベンダー畑駅 - 中富良野駅 - 富良野駅
使用車両
苗穂運転所所属のキハ183系気動車3両で運転される。前面にはラベンダーをあしらったヘッドマークが掲出される。全車自由席[45]。
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- ^ 故障・整備期間等に運行される場合は他のDE15形による牽引が行われる場合もある
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- ^ 過去にはC11 207が牽引することもあった
- ^ “来月に新型ノロッコ 車窓広がり 眺めは抜群 JR富良野線”. 北海道新聞. (1999年5月30日)
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- ^ a b 旭川 - 富良野間はSL富良野美瑛号、富良野 - 美瑛間は富良野美瑛ノロッコ号としての運用で、14系客車によるノロッコ号の運用はこの年のみの運行
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- ^ “旭川ー富良野にSL 来月11日から3日間「ノロッコ号」けん引”. 北海道新聞. (1999年5月18日)
- ^ DE15ディーゼル機関車のラッセルヘッドを旭川方に連結した状態で運行、実際にラッセル仕業は行われてはいなかったが、ラッセル機関車が牽引するということで集客効果を狙っての運行であった
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- ^ 当時特急列車の客室乗務員を務めていた「ツインクルレディ」とは異なる。
- ^ 『鉄道ジャーナル』第395号、1999年9月1日、35頁。
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- ^ “観光列車のご紹介 | JRで行く富良野・美瑛”. 北海道旅客鉄道. 2021年3月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月14日閲覧。
固有名詞の分類
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