大成駅 大成駅の概要

大成駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/02 09:41 UTC 版)

大成駅
全景(2017年5月)
たいせい
Taisei
K27 芽室 (2.1 km)
(4.8 km) 西帯広 K29
所在地 北海道河西郡芽室町東芽室南2線
駅番号 K28
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 根室本線
キロ程 32.3 km(新得起点)
電報略号 タセ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
444人/日
-2014年-
開業年月日 1986年昭和61年)11月1日[1]
備考 無人駅[2]
テンプレートを表示

歴史

北海道芽室高等学校通学の為の新設駅として設置された[3]経緯から、登下校の時間帯しか列車が止まらなかったが、芽室高校生徒会から増発の働きかけがなされたこともあり、2007年10月1日のダイヤ改正で10時台に新得方面の列車1本が停車拡大、2008年3月15日のダイヤ改正で18時台に帯広方面の列車1本が停車拡大された[4]。さらに2020年3月14日のダイヤ改正にて、普通列車(快速列車は除く)全便が当駅に停車するようになった[5]

駅名の由来

開業前の仮称は「東芽室」であったが[9]、近くに前述の芽室高校があり「通学が主体であることから、駅の発展と通学生の将来を合わせて[6]」命名したとされる。なお、付近の美生川に「大成橋」という橋が架かっている[7]

駅構造

単式1面1線ホームの地上駅[3]。帯広駅管理の無人駅である。


  1. ^ a b c 「日本国有鉄道公示第100号」『官報』1986年9月30日。 
  2. ^ a b “「通報」●根室本線大成臨時乗降場ほか12臨時乗降場の開業について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 5. (1986年9月30日) 
  3. ^ a b c d 宮脇俊三原田勝正 著、二見康生 編『北海道630駅』小学館〈JR・私鉄各駅停車〉、1993年6月20日、112頁。ISBN 4-09-395401-1 
  4. ^ 武田泉. “衰微する地方部公共交通の現状と交通環境政策への地域・学校間での対応の温度差”. 北海道教育大学札幌校. 2020年11月6日閲覧。
  5. ^ 芽室町総合情報誌すまいる 2020年3月号”. 芽室町. 2020年11月6日閲覧。
  6. ^ a b 太田幸夫 (2004-02-29). 北海道の駅 878ものがたり ~駅名のルーツ探求~ (1 ed.). 札幌市: 富士コンテム. p. 75. ISBN 4-89391-549-5 
  7. ^ a b c 浅井建爾 (2016-08-30). 駅名・地名 不一致の辞典 (1 ed.). 東京堂出版. p. 15. ISBN 978-4-490-10880-4 
  8. ^ “JR北海道 7駅のホーム延伸”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (2004年4月12日) 
  9. ^ “新開設15駅の正式駅名を決定 北海道総局 61年11月改正”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1986年10月2日) 
  10. ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2020年9月21日閲覧


「大成駅」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大成駅」の関連用語

大成駅のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大成駅のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大成駅 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS