モリのアサガオ
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テレビドラマ
モリのアサガオ 新人刑務官と或る死刑囚「絆」の物語 | |
---|---|
ジャンル | テレビドラマ |
原作 | 郷田マモラ |
脚本 |
羽原大介 旺季志ずか 田子明弘 |
監督 |
佐々木章光(テレパック) 古厩智之 村上牧人(テレパック) 山内宗信 |
出演者 |
伊藤淳史 ARATA 香椎由宇 |
オープニング | NIKIIE「幻想フォルム」 |
エンディング | 椿屋四重奏「マテリアル」 |
製作 | |
プロデューサー |
岡部紳二(テレビ東京) 中川順平(テレビ東京) 森田昇(テレビ東京) 黒沢淳(テレパック) |
制作 |
テレビ東京 テレパック |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2010年10月18日 - 12月20日 |
放送時間 | 月曜日22:00 - 22:54 |
放送枠 | テレビ東京月曜10時枠の連続ドラマ |
放送分 | 54分 |
回数 | 10 |
公式サイト | |
特記事項: 初回は15分拡大(22:00 - 23:09)。 |
テレビ東京系列で2010年10月18日から12月20日まで毎週月曜日22:00 - 22:54[9](JST)に放送された日本のテレビドラマ。主演は伊藤淳史。
ドラマに先駆けて、2010年10月11日の22:00 - 22:54には『実録 死刑囚と刑務官〜死刑執行・最期の5日間〜』が刑務監修を担当している坂本敏夫の解説のもと(再現ドラマでは当時の坂本刑務官役に小籔千豊、死刑囚役にダンカン)放送された。
キャッチコピーは「親友ができました。死刑囚です。」。
原作の第一巻第一話と同じく第1話では最終話の渡瀬満の死刑執行の一部のシーンが使用されている。
原作では関西が舞台になっているが、ドラマでは東京西拘置所(実在しない。八王子付近の設定)となった。なお、門や煉瓦塀として撮影されている場所は前橋刑務所である。
民放キー局のプライムタイムで初めて製作委員会方式で製作されたドラマでもある。
制作局のテレビ東京では2013年7月3日から9月4日まで、毎週水曜日の27:05(『ドラマシリーズ』枠)から再放送された。なお再放送中に原作者郷田の不祥事が発覚したが、打ち切られる事無くそのまま放送が続けられた。
キャスト
主要人物
東京西拘置所処遇部
- 若林勇三 看守長 - 塩見三省
- 谷崎俊幸 副看守長 - ベンガル
- 望月加奈 看守 - 木南晴夏
- 里中和明 看守部長 - 戸田昌宏
- 後藤了 主任看守 - 前川泰之
- 鈴木刑務官- 須田邦裕
- 田中刑務官 - 池口十兵衛
- 吉田刑務官 - 岡田卓也
- 拘置所・所長 - なべおさみ(第5話・第8話のみ)
及川家
死刑囚・関係者など
- 渡瀬満 - ARATA(少年期:長谷川遼)
- 深堀圭造 - 柄本明
- 世古利一 - 温水洋一
- 香西忠伸 - 中村獅童(特別出演、第1話)
- 香西の被害者の母 - りりィ(第1話)
- 渡瀬の両親(当時) - 鳴海剛、白須慶子(第1話・最終話)
- 石峰明 - 六平直政(第1話 - 第2話)
- 星山克博 - 大倉孝二(第1話 - 第4話)
- 田尻勝男 - 斎藤歩(第1話 - )
- 楠見佳子 - 根岸季衣(第2話・第4話)
- 倉持多恵子 - 中村ゆり(第2話)
- 笹野武 - 平田満(第3話)
- 友也の母・よしみ - 濱田マリ(第3話)
- 友也の父・浩二 - おかやまはじめ(第3話)
- 前園有歌 - 内村つぐみ(第3話)
- 前園徳子 - 今井和子(第3話)
- 村雨弁護士 - 谷川昭一朗(第3話 - 第4話)
- 迫仁志 - 津田寛治(第4話 - 第5話・第8話)
- 西田夕子 - 釈由美子(第4話 - 第5話)
- 夕子の同級生の山下-中島広稀(第4話)
- 福田真也 - 今井悠貴(第4話 - 第5話)
- 福田健吾 - 田口浩正(第5話)
- 福田の妻 - 岩橋道子(第5話)
- 赤石英一郎 - 石橋凌(第6話)
- 桑野刑事 - ヤブキレン(第6話)
- 東條隆 - 田中実(第6話)
- 赤石に無罪を言い渡す裁判長 - 志賀廣太郎(第6話)
- 拘置所・処遇部長 矯正長 - 大河内浩(第7話)
- 山本憲人 - 眞島秀和(第7話・第8話)
- 吉川美代子 - 松田沙紀(第7話)
- 運送会社社長 - 日野陽仁(第7話)
- 舟木和子 - 岡本麗(第7話 - 8話)
- 市村百合 - 西山繭子(第8話)
- 渡瀬を治療した拘置所の医務官- 金山一彦(第9話)
- 田尻達男 - 井坂俊哉(第9話 - 最終話)
スタッフ
- 製作 - 「モリのアサガオ」製作委員会
- 制作 - テレビ東京、テレパック
- 脚本 - 羽原大介、旺季志ずか、田子明弘
- 監督 - 佐々木章光(テレパック)、古厩智之、村上牧人(テレパック)、山内宗信
- 音楽 - 渡辺俊幸
- 〈制作スタッフ〉
- 企画協力 - フリーウィル・エンタテインメント
- チーフプロデューサー - 岡部紳二(テレビ東京)
- プロデューサー - 中川順平・森田昇(テレビ東京)、黒沢淳(テレパック)
- アソシエイトプロデューサー - 牧村正嗣、国部有紀
- アシスタントプロデューサー - 露木友規枝 (テレビ東京)、荻原達、浅野ひとみ、松島瑠璃子
- 助監督 - 東田陽介、河原瑶、徳弘新吾、諸正義彦
- スケジューラー - 野間詳令
- 制作担当 - 佐藤大樹
- 制作主任 - 青木智紀
- 制作進行 - 嶋田一生、安武祐輔
- 記録 - 森本順子、江口由紀子、村上律子
- 脚本アシスタント - 入江わかば
- 編成 - 走尾奈美絵 (テレビ東京)
- 番組宣伝 - 石井真知子 (テレビ東京)
- ライツ事業 - 森田倫代・日暮奈々美・波戸ゆかり (テレビ東京)
- ホームページ - 森岡真悟 (テレビ東京)、細谷剛、鈴木智子、林正樹
- モバイル - 久保聡司、奥山史歩
- 音楽協力 - 北島英光・佐々木洋・荘保陽子・長沼将樹(テレビ東京ミュージック)
- 番組デスク - 矢部歩 (テレビ東京)
- 技斗 - 高瀬将嗣
- 操演 - 羽鳥博幸
- CG - ゼニス(長嶺正俊、西原輝)
- 刑務監修 - 坂本敏夫
- 法律監修 - 池田計彦
- 医療監修 - 山本昌督
- 野球監修 - 澤井芳信
- スチール - 栗林伸幸
- 台本印刷 - 樋下田健一
- 車輌 - 薩見桂
- 〈撮影スタッフ〉
- 技術協力 - フォーチュン
- 照明協力 - Kカンパニー
- 編集・MA - ビデオスタッフ
- 撮影 - 岡崎真一、池内義浩、福留知穂
- VE - 塩津亮児
- 撮影助手 - 濱野良太、高橋航大
- 照明 - 長谷川誠、東海林毅、大場智史、金原聖
- 音声 - 吉田隆
- 音声助手 - 谷山一也、高橋俊
- オフライン編集 - 涌井真史、木谷瑞
- ライン編集 - 小林一雅、大城祥子
- MA - 下田弘司、猪狩菜那
- 選曲 - 辻田昇司(アウルサウンドワークス)
- 効果 - 大貫悦男
- 技術デスク - 星宏美
- ポスプロデスク - 関みゆき
- ポスプロ営業 - 島方春樹
- 〈美術スタッフ〉
- 美術協力 - フジアール
- 美術プロデューサー - 津留啓亮
- デザイン - 竹中健
- 美術進行 - 尾関広臣
- 大装具製作 - 佐藤信秀、内海靖之
- 大道具操作 - 岩野健一
- 装飾 - 高島寿生
- 持道具 - 伊藤隼定
- アクリル装飾 - 中村哲治
- 衣裳 - 乙坂知子、橋本あやこ
- スタイリスト - 関志保美、松本理奈
- メイク - 市川温子、石川尋美
楽曲
- オープニングテーマ - NIKIIE「幻想フォルム」(コロムビアミュージックエンタテインメント)
- エンディングテーマ - 椿屋四重奏「マテリアル」(ワーナーミュージック・ジャパン)
放送日程
各話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 演出 | 視聴率 |
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第1話 | 2010年10月18日 | 新人刑務官と死刑囚心動かす“絆”物語 | 羽原大介 | 佐々木章光 | 5.8% |
第2話 | 2010年10月25日 | 死刑執行命令 | 3.8% | ||
第3話 | 2010年11月 | 1日死刑囚へ贈る花 | 旺季志ずか | 村上牧人 | 4.6% |
第4話 | 2010年11月 | 8日獄中結婚の花嫁 | 羽原大介 | 4.3% | |
第5話 | 2010年11月15日 | 極刑反対の遺族!? | 旺季志ずか | 古厩智之 | 4.1% |
第6話 | 2010年11月22日 | 冤罪33年の白髪男 | 羽原大介 | 山内宗信 | 3.2% |
第7話 | 2010年11月29日 | 新人刑務官の父は死刑囚!! | 2.2% | ||
第8話 | 2010年12月 | 6日最期の面会の奇跡 | 旺季志ずか | 古厩智之 | 3.0% |
第9話 | 2010年12月13日 | 最終章へ! 魂の叫び兄妹の秘密 | 田子明弘 旺季志ずか |
佐々木章光 | 2.2% |
最終話 | 2010年12月20日 | たった一人の親友へ最後の… | 旺季志ずか | 2.9% | |
平均視聴率 3.6%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) |
テレビ東京 月曜10時枠の連続ドラマ | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
(枠設立前)
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モリのアサガオ
新人刑務官と或る死刑囚「絆」の物語 (2010年10月18日 - 12月20日) |
最上の命医
(2011年1月10日 - 3月14日) |
テレビ東京系列 月曜22時台 | ||
日経スペシャル カンブリア宮殿
〜村上龍の経済トークライブ〜 【木曜22時台に移動して継続】 |
モリのアサガオ
新人刑務官と或る死刑囚「絆」の物語 【ここからドラマ枠】 |
最上の命医
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- ^ 2007年 文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 大賞 モリのアサガオ | 文化庁メディア芸術プラザ
- ^ cinemacafe.net 映画/モリのアサガオ 映画作品情報
- ^ 「モリのアサガオ」映画化、監督は金八シリーズの生野慈朗 コミックナタリー、2009年3月3日
- ^ なお、同じ学校出身ではないため「同級生」ではない。実際、原作3話にて「知り合いやないって」「昔ぼくのほうが彼のことを知ってただけやて」と発言している。
- ^ 本来ならば、有歌の殺害は過失致死にあたるため、死刑になることはまずない。
- ^ これ自体が村雨の信用を失くすための作戦であった。
- ^ 本来は逃走や抵抗して暴れる事を防ぐためにする決まりがある。ドラマでも、手錠しかつけていない。
- ^ ドラマでは単に強盗に押し入ったことになっている。
- ^ 初回は15分拡大(22:00 - 23:09)。
- ^ “公演情報|morinoasagao”. 舞台「モリのアサガオ」公式サイト. 2023年11月19日閲覧。
- ^ “舞台モリのアサガオ - 田中大祐×KIBARASHI-BOYZ.com”. 田中大祐 気晴らしBOYZ 公式サイト. 2023年11月19日閲覧。
- 1 モリのアサガオとは
- 2 モリのアサガオの概要
- 3 テレビドラマ
- 4 舞台
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