ビッグ・エス ビッグ・エスの概要

ビッグ・エス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/23 15:57 UTC 版)

ケーズホールディングス > ビッグ・エス
株式会社ビッグ・エス
BIG-S., LTD.
種類 株式会社
本社所在地 日本
761-8076
香川県高松市多肥上町1210番地
設立 1957年11月
業種 小売業
法人番号 9470001003475
事業内容 家電製品の販売、修理及び工事
パソコン専門店の運営
パソコン教室の運営
代表者 代表取締役社長 岡田達也
資本金 2億5300万円
売上高 639億6600万円
(2023年3月期)[1]
営業利益 22億2600万円
(2023年3月期)[1]
経常利益 25億6300万円
(2023年3月期)[1]
純利益 9億0500万円
(2023年3月期)[1]
総資産 431億4200万円
(2023年3月期)[1]
従業員数 1,195名(2017年3月末現在)
決算期 3月末日
主要株主 ケーズホールディングス 100%
外部リンク http://www.ksdenki.co.jp/big-s/
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概要

1946年に香川県大川郡長尾町(現・さぬき市)にて、大坂無線製作所として創業。1957年に有限会社大坂屋ラジオ店として法人化。1974年に株式会社大坂屋に組織変更。1975年より上智デンキのブランド名で大川郡周辺域にチェーン展開した。

1983年にマツヤデンキのフランチャイジーとなって全店舗を転換させたが、1995年にケーズデンキに鞍替え。いわゆる「北関東YKK」では最初の香川県進出となった(ヤマダデンキ1997年コジマ2004年。ただしコジマは2014年に撤退)が、店舗の規模は小さく、ヤマダ電機やデオデオに比べると目立たない存在だった。そこで2005年に株式交換でギガスケーズデンキ(当時)の完全子会社となり、2006年には高松市に旗艦店の高松本店を開業させた。

また、PC DEPOTのFC店が1店舗(高松東バイパス店)あったが、2012年に運営から撤退している(店舗自体は現存)。

パソコン教室「ラクラクパソコン教室」も運営し、自社店舗内で展開している。かつては店舗外の大型商業施設・ゆめタウン高松内でも同教室を運営していたが、こちらは2014年に退店している。

かつては酒類販売にも進出し、現社名の「ビッグ・エス」はかつて営んでいた酒のディスカウントショップの名称だが、親会社となったケーズホールディングスの方針により2006年に酒類販売事業を大幅に縮小し、「ビッグ・エス」は全店閉鎖、業務提携しているドイツのワイナリーから輸入したワインの通信販売(自社が運営しているケーズデンキ店舗での販売もあったが、現在は撤退)のみに絞った。2007年には非営利株式会社ビッグ・エス インターナショナルに全面移管し、自社は酒類販売事業から撤退した(現在は同社も営んでいない)。

2003年兵庫県へ初出店となる北神戸鹿の子台パワフル館を出店。2006年にもガーデンシティ垂水本店を出店。しかしこの2店舗は、同時期にケーズホールディングスの子会社となった関西ケーズデンキと商圏が被るため、のちに同社へ運営移管している。ただし、この両店舗に併設されていた「ラクラクパソコン教室」は、2015年に撤退するまでビッグ・エスが運営を継続した。

2008年には岡山大安寺本店を開店し、岡山県へ進出。翌年からは高知駅前店を皮切りに高知県へも進出し、四国全県に店舗網を広げた。また2016年には広島県1号店となる福山松永店を開店[2]2020年には競合店エディオン発祥の地である広島市にも進出するなど、山陽地域一円に営業エリアを拡大している。

本社

実店舗の旗艦店でもあるケーズデンキ高松本店内3階に位置している。高松本店が開店する2006年までは高松市春日町字片田1627番地1のビッグ・エス屋島パワフル館に位置していた。本社移転後の同地はお宝発見!!マンガ倉庫高松本店となっていたが、2015年6月に全ての建物が解体され更地になっている。


  1. ^ a b c d e 株式会社ビッグ・エス 第66期決算公告
  2. ^ a b 沿革|株式会社ビッグ・エス
  3. ^ 例:ヤマダ電機西条店とケーズデンキ東予店は共に西条市周布(元東予市)に位置し、約500メートル離れて隣接立地している。


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