番傘とは? わかりやすく解説

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ばん‐がさ【番傘】

読み方:ばんがさ

太い竹の骨に和紙張りその上に油を引いた実用的な雨傘。もと、商家などで番号をつけて客に貸したところからいう。


(番傘 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/30 02:07 UTC 版)

(簦・かさ、からかさ)は、日光などが体に当たらないよう、頭上に広げ差しかざすもの[1]金属などの骨に合成樹脂ビニール[2]などを張り、を据えて開閉ができるようにしたもの。部に直接かぶって使う用具である「」と区別するために「さしがさ」「てがさ」ともいう[1][3]。「笠」とは同語源である。


注釈

  1. ^ 日本の多くの辞書では和製英語とされているが、英語版ウィキペディアの umbrella には beach parasol でもリダイレクトが貼られ、また図版の説明文にも用いられている。

出典

  1. ^ a b 三省堂大辞林』第二版
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  12. ^ 「男の日傘:クールに決める…熱中症対策、売れ行き好調」毎日jp(毎日新聞)2013年8月7日
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  14. ^ 日本洋傘振興協議会[出典無効]
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  20. ^ a b 古い歴史を更に新しく飾った仙女香 洋傘界流行の先駆者 万朝報 1919.5.10(大正8)/神戸大学経済経営研究所 新聞記事文庫
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  24. ^ 長傘(ナガガサ)とは コトバンク
  25. ^ 洋傘の歴史 - 日本洋傘振興協議会
  26. ^ ビニール傘の消費量世界一No.1の日本。傘をシェアするサービス「アイカサ」渋谷の企業オフィスに無料導入を開始! Smooth Life Magazine スムースライフマガジン
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  31. ^ News Up 傘、どちらに向けて持ってます? - NHK
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  33. ^ 『日本庶民文化史料集成 第五巻』(三一書房、1976年)p.364
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番傘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 00:46 UTC 版)

神楽 (銀魂)」の記事における「番傘」の解説

日光に弱い体質である夜兎族の標準装備。主に外出時に日傘として差している。時々差していない時があるが、常に持ち歩いている。

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番傘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 03:07 UTC 版)

高雄の歴史」の記事における「番傘」の解説

彩色画が描かれた番傘は美濃における客家文化象徴する工芸品一つである。古く客家集落においては番傘は雨傘日傘としての用途以外に、婚礼儀式における重要な道具として利用されていた。これは材料となる「紙」が「子」と音が近いことより新婦子宝を願う以外に、「傘」の文字中に「人」が4字含まれていることから子宝願い子孫繁栄願い、更に傘の形状から円満な生活を送る願い込められていた。 美濃の番傘製作技術日本統治時代大正年間大陸より阿貴と呉振興という人物により精緻な技法伝えられ1960年代には美濃番傘業は最盛期迎えた最盛期には20数社の傘工場稼動し、年間2本以上が生産されていた。しかし台湾工業化が進むにつれ、工場大量生産される洋傘価格面と耐久性携帯性で番傘を淘汰していき、1970年代には番傘は観光用として産されるようになった

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