消費者庁とは? わかりやすく解説

しょうひしゃ‐ちょう〔セウヒシヤチヤウ〕【消費者庁】

読み方:しょうひしゃちょう

消費者購入した商品・サービスによって被害不利益を受ける消費者問題への対応を一元化することを目的として、平成21年2009)に発足した行政機関内閣府外局一つ以前は、対象となる商品事案ごとに、農林水産省厚生労働省経済産業省国土交通省などが個別対応していたが、各省協力も得ながら同庁に集約図り消費者利益増進目指す併せて消費者委員会内閣府設置された。


消費者庁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/02 06:10 UTC 版)

消費者庁(しょうひしゃちょう、: Consumer Affairs Agency略称: CAA)は、日本行政機関のひとつ。消費者に関する行政および消費生活に密接に関連する物資の品質表示に関する事務を行うことを目的として設置された内閣府外局である。


注釈

  1. ^ 消費者庁及び消費者委員会設置法、消費者庁及び消費者委員会設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律、消費者安全法の三法。
  2. ^ ディプロマミルが広く問題視されたイオンド大学は日本語の大学名称をやめ、IOND University の名称を用いるようになったが、学校案内では大学であるかのような表示を行っている。

出典

  1. ^ 行政機関職員定員令(昭和44年5月16日政令第121号)(最終改正、令和6年3月29日政令第87号) - e-Gov法令検索
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  5. ^ 消費者庁組織令第3条で設置する参事官。消費者庁の所掌事務に関する重要事項についての企画及び立案に参画し、関係事務に関し必要な調整を行う。
  6. ^ 消費者庁組織規則第8条で設置される企画官。参事官の職務のうち特定事項の調査、企画及び立案を助ける。
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消費者庁

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栄章」の記事における「消費者庁」の解説

消費者庁では消費者支援活動顕著な功績のあった者に対して消費者支援功労者」として顕彰する目的で、消費者庁長官表彰として同表彰受彰に対して以下の記章授与している。 ベスト消費者サポーターベスト消費者サポーター

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山王パークタワー」の記事における「消費者庁」の解説

2009年発足した消費者庁は、庁舎を本ビル4階-6階置いた賃料高額であると批判受けており移転取りざたされていたが、当面規模の縮小によって賃料減額することで対応し2014年度建て替えられ予定内閣府本庁舎移転することとしている。その後2016年3月7日中央合同庁舎第4号館移転した

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消費者庁

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キャリア (国家公務員)」の記事における「消費者庁」の解説

近年では、総合職職員として1~6名程度採用されている。消費者庁は、平成21年発足した新し官庁である。このため現段階では、母体となった内閣府出身者が同庁幹部課長級以上)や職員大半占めている。消費者庁の事務方トップは、消費者庁長官事務次官級)である。

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