三業とは? わかりやすく解説

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さん‐ぎょう〔‐ゲフ〕【三業】

読み方:さんぎょう

料理屋待合茶屋芸者屋の3業種。→二業

人形浄瑠璃で、太夫三味線弾き人形遣いの3業種


さん‐ごう〔‐ゴフ〕【三業】

読み方:さんごう

仏語身業口業(くごう)・意業のこと。身・口・心による種々の行為


三業

読み方:サンゴウ(sangou)

身業口業(くごう)・意業三つをいう。


さんごう 【三業】

仏教行為(業)を三分類したもの。①身業口業意業。なす事・いう事・思う事がみな一致しているのを三業相応という。②善業悪業無記業(善悪どちらでもない)、③曲業(へつらいから生ずる業)・穢業(怒りから生ずる業)・濁業(貪りから生ずる業)、④福業(欲界善業)・非福業(欲界悪業)・不動業(物と心の世界で定心)、その他がある。→ 業

三業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/22 10:23 UTC 版)

三業(さんごう)




「三業」の続きの解説一覧

三業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 02:04 UTC 版)

「業」の記事における「三業」の解説

業は一般に、.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}身(しん)・口(く)(もしくは語(ご))・意(い)の三業(さんごう)に分けられる身業しんごう)(梵: kāya-karman、カーヤ・カルマン) - 身体関わる行為身体的行為説一切有部においては身業とは、その行為動作をする瞬間瞬間身体が示す形状であるとする。たとえば、人を打つという行為は、映画フィルムの1こま1こまの画面変化のように、こぶしを振り上げてそれを相手頭上振り下ろすという過程瞬間瞬間に、身体の形状少しずつ変化していくことによって完遂される。その各瞬間身体の形状、すなわち色法眼識対象)こそが身業であるとする。なお、十悪業身・口・意の三業に分類され、身の三業は殺生せっしょう)・偸盗ちゅうとう)(盗み)・邪淫じゃいん)(不倫、道に外れた性行為)となる。 口業(くごう)(梵: vāk-karman、ヴァーク・カルマン) - 言語関わる行為言語表現語業(ごごう)(梵: vāk-karman、ヴァーク・カルマン)ともいう。説一切有部においては一瞬一瞬発音される声音積み重なり言語をなすのだから、声法(耳識対象)こそが口業であるとする。なお、十悪業分類される口の四業は妄語(もうご)(嘘をつく)・両舌りょうぜつ)(二枚舌を使う)・悪口(あっく)(悪口を言う)・綺語(きご)(無益なおしゃべり)となる。 意業(いごう)(梵: manas-karman、マナス・カルマン) - 意志関わる行為心意作用十悪業分類される意の三業は貪欲とんよく)(貪り)・瞋恚(しんに)(怒り)・愚痴(ぐち)(愚かさ)となる。 阿含経では、行為が行われる場合は、①第一段階:思(意志発動)の心作用②第二段階実際行為身業口業意業)があるとしている。ここでは、(第二段階意業だけでなく)、第一段階の思をも業のなかに含めて理解している。そればかりでなく、第一段階こそが業の本質的なものだとして重要視している。一方説一切有部では、①第一段階意業(=後述の思業)とし、②第二段階身業口業のみ(=後述の思已業)とした。なお、経量部大乗仏教は、三業すべての本体を思(意志)であるとする。

※この「三業」の解説は、「業」の解説の一部です。
「三業」を含む「業」の記事については、「業」の概要を参照ください。


三業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 05:45 UTC 版)

文楽」の記事における「三業」の解説

文楽男性によって演じられる太夫三味線人形遣いの「三業(さんぎょう)」で成り立つ三位一体演芸である。客席の上手側に張りだした演奏用の場所を「床」と呼び回転式の盆に乗って現れ太夫三味線弾きが、ここで浄瑠璃演奏する対して人形のことを「手摺」と呼ぶが、これは人形遣いの腰から下が隠れる板のことを手摺ということから。

※この「三業」の解説は、「文楽」の解説の一部です。
「三業」を含む「文楽」の記事については、「文楽」の概要を参照ください。

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三業

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 08:47 UTC 版)

名詞

さんごう

  1. (仏教) いっさいごう3種分類したもの身業しんごう口業くごうもしくは語業ごごう)、意業いごうのこと(ウィキペディア「業」も参照)。

「三業」の例文・使い方・用例・文例

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