sensible
別表記:センシブル
「sensible」とは、分別のある状態のことを意味する表現。
一方で「sensitive」は、「sense」に性質や傾向を示す「itive」が組み合わさった単語であり、「感性的な」人、「気持ちが前面に出やすい」人やその感じ方のことを意味している。そのため、「sensitive」は肯定的にも否定的にも用いられ、「喜怒哀楽の激しい」「繊細な」「痛みや感覚を感じやすい」人、または「デリケートな」問題などのことを形容する際に使われやすい言葉となる。「He is slightly sensitive.(彼は少し神経質だ)」などがその例文である。
「be sensible」とは、「sensible」な状態にあるということを示すイディオムで、「目端が利く」「気が利く」「分別がある」「常識がある」「抜け目ない」などと訳す。「it would be sensible(それは思慮深いというものだ)」のような使い方である。また、「~に対して分別がある」などのように対象を示す場合には、目的格関係を示す前置詞の「of」を伴って「be sensible of~」とし、「to be sensible of kindness(恩義を感じる)」のように用いる。
「sensible」とは、分別のある状態のことを意味する表現。
「sensible」とは・「sensible」の意味
「sensible」とは、「感じることができる」をコアのイメージとして持っている英単語で、文脈によって「分別のある」「知覚できる」「かなりの」など複数の意味に変化する言葉である。文法的には形容詞の用法を持ち、人の行動などを修飾する場合は「分別がある」「思慮深い」、身につけるものに関して言及する際には「実用的な」、人の感覚に関していう場合では「感知できる」「気づいている」、その程度が際立っているケースでは「かなりの」などといった訳語をあてて使う。「sensible」は「感性」「気持ち」などの意味を持つ「sense」を含んでいる言葉で、語形が似ている単語に「sensitive」があるが、言葉の成り立ち方の違いからそれぞれの語意は異なるものである。「sensible」の語源・由来
「sensible」の語源は、ラテン語で「分別ある」を意味する「sensibilis」で、「感じた」を示す「sensus」と「~できる」を意味する「-ibilis」との組み合わせに由来したものである。「sensible」の覚え方
「sensible」の覚え方としては、「センシブル」を「センシ、ブルゾン」と語呂合わせで記憶すると忘れにくい。「戦士、ブルゾンが着やすいことに気づいている」などがその覚え方の例文として考えられる。「sensible」と「sensitive」の違い
「sensible」は「感性」「気持ち」などの意味を持つ「sense」に、「能力」を示す接尾辞の「ible」が組み合わさって「感じることができる」という核の意味を持つようになった言葉である。そのため、「sense」の持つ意味が肯定的に発展して、「論理的で感度が高い」人のことを形容したり、「分別のあるさま」について述べたりする際の表現として用いられるものである。たとえば「That was a very sensible decision.(それはとても賢明な判断だった)」などの使い方である。一方で「sensitive」は、「sense」に性質や傾向を示す「itive」が組み合わさった単語であり、「感性的な」人、「気持ちが前面に出やすい」人やその感じ方のことを意味している。そのため、「sensitive」は肯定的にも否定的にも用いられ、「喜怒哀楽の激しい」「繊細な」「痛みや感覚を感じやすい」人、または「デリケートな」問題などのことを形容する際に使われやすい言葉となる。「He is slightly sensitive.(彼は少し神経質だ)」などがその例文である。
「sensible」の類語
「sensible」の類語には、「洞察力のある」「賢明な」「抜け目のない」「(考えが)的確な」などの意味を持つ「shrewd」、「賢い」「賢明な」などの「wise」、「(年齢や経験を積むことで)賢い」という意味になる「sage」、「望ましい」「賢明な」「当を得た」の意味を示す「advisable」などがある。「sensible」の対義語
「sensible」の対義語には、「無感覚の」「鈍感な」「無自覚の」などの意味となる「insensible」、「分別のない」「愚かな」の意味の「foolish」などを挙げることができる。「sensible」を含む英熟語・英語表現
「be sensible」とは
「be sensible」とは、「sensible」な状態にあるということを示すイディオムで、「目端が利く」「気が利く」「分別がある」「常識がある」「抜け目ない」などと訳す。「it would be sensible(それは思慮深いというものだ)」のような使い方である。また、「~に対して分別がある」などのように対象を示す場合には、目的格関係を示す前置詞の「of」を伴って「be sensible of~」とし、「to be sensible of kindness(恩義を感じる)」のように用いる。
「sensible」の使い方・例文
「sensible」の使い方・例文としては、「She seems eminently sensible.(彼女は非常に賢明な人だと思う)」、「That would be a more sensible way of dealing with the problem.(そっちの方がより賢明な対処法だろう)」、「Wouldn't it be more sensible to eat now before we go?(行く前に今食べておく方が賢明ではないのかな?)」、「If an object is sensible, it is practical but not exciting.(あるものが分別に満ちたものであるとすれば、それは実用的であるが刺激的ではない)」、「A sensible man wouldn't say such a thing in public.(分別のある人なら、人前でそんな事は言わないだろう)」、「What he says sounds very sensible to me.(彼の言っていることは実にもっともなことだ、と私には思われる)」などを挙げることができる。センシブル【sensible】
Sensible
名前 センシブル
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