START Iとは? わかりやすく解説

【START I】(すたーとわん)

第一次戦略兵器削減条約 (START I)

1991年7月31日米ソ署名され軍縮条約で、
米ソ両国配備する大陸間弾道ミサイルICBM
潜水艦発射弾道ミサイルSLBM
核兵器運搬可能な戦略爆撃機
総数を、条約発効から7年後それぞれ1600基(機)へ削減することを規定した

また、それ以外にも、

などがそれぞれ規定された。

ソ連崩壊後旧ソ連戦略核はロシア・ウクライナ・ベラルーシ・カザフスタンの4カ国に分散するになったが、1992年5月リスボン議定書調印されウクライナベラルーシカザフスタンの3カ国は領土内にある戦略核兵器撤去しロシア移送旧ソ連の全戦略核継承したロシアがSTART Iを履行することになった
なお、リスボン議定書ロシアを除く3カ国が非核兵器国として核拡散防止条約NPT)に参加することが条件とされていたが、ウクライナ条約批准NPT条約加盟難航し、START I発効最終段階である当事国5カ国の批准書交換は、2年上のちの1994年12月になっている


第一次戦略兵器削減条約

(START I から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/30 05:38 UTC 版)

第一次戦略兵器削減条約(だいいちじせんりゃくへいきさくげんじょうやく、: Strategic Arms Reduction TreatySTART I)は、1991年7月にアメリカソ連との間に結ばれた核兵器軍縮条約の一つである。




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