ベイマツ
北米大陸でカナダのブリティッシュコロンビア州からカルフォルニア州にかけて分布しています。マツという名がついていますが、アカマツなどのマツ類とは別の類の樹種で、日本にある相当するものとしてはトガサワラがあります。したがって、正確にはアメリアトガサワラと呼ぶべきです。日本に輸入されている北米材のうちで最近では量がもっとも多くなっています。しかしベイツガとは違った用途に用いられています。輸入の歴史は古く、明治時代、すでに輸入された記録があります。当時はメリケンマツと呼ばれていたそうです。 ■木材 ■用途 |
アメリカとがさわら (アメリカ栂椹)
●北アメリカの太平洋岸、カナダのブリティッシュコロンビア州からアメリカ西部、メキシコの中部に分布しています。海岸沿いから亜高山帯の湿り気のあるところに生え、高さは25~60メートルになります。樹皮は赤褐色で厚く、深い割れ目が入ります。葉は長さ2~3センチの線形で、ほとんど2列につきます。果実は球果で、鱗片のあいだから独特な苞が出るのが特徴です。
●マツ科トガサワラ属の常緑高木で、学名は Pseudotsuga menziesii。英名は Douglas fir, Douglas spruce, Oregon pine。
トウヒ: | 赤唐檜 赤蝦夷松 針樅 |
トガサワラ: | アメリカ栂椹 |
ヒマラヤスギ: | しだれブルーアトラスシーダー ヒマラヤ杉 ブルーアトラスシーダー |
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