マツ科
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マツ科(マツか、学名:Pinaceae)は、裸子植物であり、球果植物(マツ門)に属する科である。北半球を代表する針葉樹のグループであり、針葉樹では現在最も繁栄しているとみられている一群である。ちなみに南半球ではマツ科ではなく、マキ科(Podocarpaceae)とナンヨウスギ科(Araucariaceae)の分化が著しく、ヒノキ科(Cupressaceae)は両半球の温帯地域に分布する。
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マツ科
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「マツ科#分類」も参照 トウヒ属 Picea - 葉色と樹形が美しいものが多いが、高価で虫害に注意すべき品種も多い。コロラドトウヒ Picea pungens - 別名: アオトウヒ、アメリカハリモミ、ブルースプルース、プンゲンストウヒ。ホプシー Picea pungens 'Hoopsii' - 銀灰色の葉で知られ、高価であるが、成長が遅く、シンクイムシの食害に合いやすい。 モミ属 Abies - ウラジロモミ、コロラドモミ(英語版)など。クリスマスツリーとして知られ、大型になるものが多い。耐寒性が強いが、高温多湿に弱い傾向がある。 ヒマラヤスギ属 Cedrus - ヒマラヤシーダー、アトラスシーダー(英語版)など。高木となるものが多い。 ツガ属 Tsuga - カナダツガ(英語版)、アルボスピカ、イエデロ、ペンジュラなど マツ属 Pinus - クロマツ、アカマツもコニファーである。
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