PowerPCとは? わかりやすく解説

パワー‐ピーシー【Power PC】

読み方:ぱわーぴーしー

米国IBM社・モトローラ社・アップルコンピューター社(現アップル)が共同開発したRISCチップPower Macなどに採用されている。


PowerPC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/28 16:53 UTC 版)

PowerPC(パワーピーシー、: Performance optimization with enhanced RISC - Performance Computing)は1991年Apple ComputerIBMモトローラの提携(AIM連合)によって開発された、RISCタイプのマイクロプロセッサである。





PowerPC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/09 03:26 UTC 版)

ステータスレジスタ」の記事における「PowerPC」の解説

PowerPCのステータスレジスタは、4ビットフラグ8組から構成されており、コンディションレジスタ(CR0 - CR7)と呼ばれる。以下の一覧の左側四則演算などの命令update condition register指定命令の後にピリオド付ける。例え符号付き16bit即値加算 addi なら addi. と指定する)でセットされるBit 0. 負数 - 演算結果が負 Bit 1. 正数 - 演算結果が正 (0を含まず) Bit 2. ゼロ - 演算結果が0 Bit 3. サマリオーバーフロー(XERレジスタのSOフィールドコピー演算命令実行時にCR0 - CR7のどのコンディションレジスタに結果反映させるか(またはどこにも反映させないか)を指定できるまた、指定した2つのコンディションレジスタ同士ビット単位論理演算が可能で、その結果反映させるコンディションレジスタも自由に指定でき、複数大小比較論理演算事前に行っておき、ひとつの条件分岐済ませてしまうことができる。条件分岐時にもどのコンディションレジスタのどの組を参照するかを指定できる。これにより、フラグ更新を伴う複数演算先に実施しておき、後で条件分岐を行うということが可能となる。

※この「PowerPC」の解説は、「ステータスレジスタ」の解説の一部です。
「PowerPC」を含む「ステータスレジスタ」の記事については、「ステータスレジスタ」の概要を参照ください。


PowerPC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/19 16:59 UTC 版)

メモリ管理ユニット」の記事における「PowerPC」の解説

PowerPCは数種類互換性の無いMMU設計をもったアーキテクチャ存在する。 PowerPC G1/G2/G3/G4 は、ページ通常 4 KiB である。TLBミス起きると、標準の PowerPC MMU2つ参照同時に行う。1つは、データコード毎に4個または8個ある Block Address Translation (BAT) レジスタが指すアドレス範囲かどうか参照である。BATレジスタ最大 256 MiB の連続メモリマップするもので、OSカーネル自身マップするのに使われることが多い。BAT参照成功すると、もう一方参照中止され無視される。 もう1つ参照は、全プロセッササポートされているわけではないが、逆引きページテーブル参照する。まず、仮想アドレスの上4ビット16本あるセグメントレジスタを1つ選択する。セグメントレジスタにある24ビットの値を仮想アドレスの上4ビット置換し52ビットアドレス生成する。セグメントレジスタを使うことで複数プロセス1つハッシュテーブル利用できるようになっている52ビットアドレスハッシュされ、チップ外のテーブルインデックスとして使用される。ここで、8個のページテーブルエントリが一致するかどうかチェックされるハッシュ衝突によって一致が見つからない場合プロセッサハッシュ関数若干変えて再試行する。それでも一致を見つけられない場合CPUは(MMU無効化した上でOS例外トラップ)を通知し、処理を依頼するOSハッシュテーブルから1つのエントリを捨てて空き作り新たなエントリをそこに入れる。新たなエントリは、通常の木構造ページテーブル参照することで得る方式もあるし、低速になるがメモリ効率よい方法としてもっと根本的なメモリ管理データ構造辿って得る場合もある。NXビット制御サポートはセグメントレジスタで行われているため、256 MiB 単位となる。 この方式の問題は、ハッシュ関数を使うため、キャッシュ上の局所性乏しい点である。木構造ページテーブルでは、仮想アドレス上近いエントリは近い場所に配置される。PowerPC での OS はこの問題影響小さくするため、なるべくハッシュテーブル大きさ小さくする必要があるまた、プロセスのページテーブルエントリを削除するのも時間がかかる。これに対処するために OS はなるべくセグメントレジスタの再利用遅らせようとする。あるいは、メモリ浪費承知の上でプロセス単位ハッシュテーブルを持つことも考えられる。G1 ではページテーブルエントリの探索行わないが、ハッシュ値生成まではハードウェアが行い、OSその先を行う。従って、OSTLB書き換えを行う。G2G3初期の G4 では、ハードウェアハッシュテーブル探索する最近チップでは OS がどちらの方式にするかを選択できるハードウェアハッシュテーブル探索しない場合OS一般的な木構造ページテーブルを使うことができる。

※この「PowerPC」の解説は、「メモリ管理ユニット」の解説の一部です。
「PowerPC」を含む「メモリ管理ユニット」の記事については、「メモリ管理ユニット」の概要を参照ください。

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