スーパーコンピュータとは?

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スーパーコンピューター [7] 【supercomputer】

並列処理機能などの採用により,膨大な量の演算を超高速で行うコンピューター

スーパーコンピュータ

別名:スーパーコンピュータースパコン高性能コンピュータハイパフォーマンスコンピュータ
【英】Supercomputer, High-performance computer, HPC

スーパーコンピュータとは、コンピュータシステム中でも特に大規模な、高速演算処理(ハイパフォーマンスコンピューティング)を行うために設計されたコンピュータ総称である。

スーパーコンピュータの定義については、明確な基準があるわけではない。しかし、その時代の一般的なサーバーワークステーション比べはるかに高い、時代最高峰位置する程の演算理性能を持ったシステムが、およそスーパーコンピュータと呼ばれている。

スーパーコンピュータの処理速度を示す単位としては、2000年代後半時点ではTFLOPSテラフロップス)を主とし、PFLOPSペタフロップス)に差し掛かりつつある。TFLOPSは1秒間に1兆回の浮動小数点演算が行われることを意味する。

スーパーコンピュータは、アーキテクチャによって、専用設計されたCPU搭載したベクトル型スーパーコンピュータと、汎用のCPU大量搭載したスカラ型スーパーコンピュータ大別できる。この他にも、グリッドコンピューティングによって大規模並列処理実現するコンピュータシステムも増えてきている。

スーパーコンピュータは多く場合研究機関などにおいて、大規模で複雑な計算処理を行うために用いられている。具体的には、気象流体解析化学分析ナノテクノロジー建築設計シミュレーション衝突シミュレーションなどがある。例えば、海洋研究開発機構保有している「地球シミュレータ」では、仮想的に地球再現して地球上の自然現象全体シミュレーションしている。

地球シミュレータ
海洋研究開発機構地球シミュレータ

スーパーコンピュータの主要なメーカーとしては、IBMSGINECなどを挙げることができる。

世界のスーパーコンピュータの処理性ランキング上位500位まで発表している「TOP500 Supercomputing Sites」を参照すれば、現在の最先端のスーパーコンピュータがどれかを知ることができる。2008年6月現在世界で最も高性能なスーパーコンピュータシステムは、IBM開発した「Roadrunner」となっている。その他、IBMBlue Geneシリーズや、TSUBAMEMDGRAPE-3SX-9汎用京速計算機などが著名である。



※画像提供 / 独立行政法人 海洋研究開発機構 地球シミュレータセンター
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スーパーコンピュータ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/08/07 03:15 UTC 版)

スーパーコンピュータ: supercomputer)は、科学技術計算を主要目的とする大規模コンピュータである[1]。日本国内での略称はスパコン。また、計算科学に必要となる数理からコンピュータシステム技術までの総合的な学問分野を高性能計算 (High Performance Computing, HPC) と呼ぶ[2]




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  1. ^ 岩波講座計算科学別巻『スーパーコンピュータ』「はじめに」より
  2. ^ 岩波講座計算科学別巻『スーパーコンピュータ』「はじめに」より
  3. ^ スーパーコンピューター導入手続
  4. ^ Top500.org. “Processor Family share for 6/2010 TOP500 Supercomputing Sites”. 2010年6月1日閲覧。
  5. ^ Top500.org. “Processor Architecture share for 6/2010 TOP500 Supercomputing Sites”. 2010年6月1日閲覧。
  6. ^ ClearSpeed - Home
  7. ^ Clearspeed Technology. “47 TeraFLOP TSUBAME cluster sets new record as the first accelerated cluster in the Top500”. 2008年3月12日閲覧。
  8. ^ Advanced Micro Devices, Inc.. “AMD、倍精度浮動小数点テクノロジを備えた初のストリーム・プロセッサを発表”. 2007年11月17日閲覧。
  9. ^ NVIDIA Corporation. “NVIDIA Tesla - HPCのためのGPU コンピューティング ソリューション”. 2007年11月17日閲覧。
  10. ^ RapidArray高速インターコネクト
  11. ^ 高速インターコネクション向け1.1μm帯VCSELの25Gb/s動作”. 電子情報通信学会 (2006年). 2008年3月12日閲覧。
  12. ^ Top500 OS chart
  13. ^ fortress
  14. ^ HPL - A Portable Implementation of the High-Performance Linpack Benchmark for Distributed-Memory Computers
  15. ^ インテルとNEC、将来に向けたスーパーコンピューター技術の共同開発に合意 - NEC
  16. ^ ナショナル・リーダーシップ・スパコン(NLS)とナショナル・インフラストラクチャ・スパコン(NIS)の変遷 - 科学技術省
  17. ^ スパコン開発で「ゴードン・ベル賞」 長崎大助教ら受賞 「国内最速」安価で実現 西日本新聞、2009年11月27日
  18. ^ a b 「『GPU』で最速スパコン」朝日新聞、2010年11月19日、東京版朝刊、32面
  19. ^ “東工大のスパコン「TSUBAME-KFC」、スパコン省電力性能ランキングで首位獲得”. 日経BP. (2013年11月21日). http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20131121/519585/ 2013年11月21日閲覧。 
  20. ^ 次世代スーパーコンピュータプロジェクトの経緯 - 文部科学省
  21. ^ 次世代スーパーコンピュータのシステム構成を決定 - 世界最高性能のスパコン開発に挑む - 理化学研究所、他
  22. ^ スパコン国家プロジェクト NEC脱落の真相 - ITPro
  23. ^ 国策スパコンは予算227億円で続行、目標は「世界一」から「世界最速レベル」へ - ITPro
  24. ^ 京速コンピュータ「京」が10ペタフロップスを達成
  25. ^ ただし、半導体開発競争を中止したのみであり、基礎的分野における研究開発の継続は行われるはずである。また、アメリカ・日本を見習い、近年ではマイクロコンピュータ用のアプリケーション開発などにも力を入れている。
  26. ^ 中国新聞 2009年11月12日 1千兆回スパコン「曙光6000」 来年デビューへ.[1]
  27. ^ JETRO北京センター 報告書のpdf.[2]
  28. ^ 中国国内記事の自動翻訳情報.[3]
  29. ^ NVIDIA社HP
  30. ^ 朝日新聞、2010年11月18日、東京版朝刊、3面。


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