ContentPlaceHolder クラス
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文
ContentPlaceHolder コントロールはマスタ ページにコンテンツの相対領域を定義し、コンテンツ ページ内にある関連付けられた Content コントロールからすべてのテキスト、マークアップ、およびサーバー コントロールを表示します。
Content コントロールはその ContentPlaceHolderID プロパティを使用して、ContentPlaceHolder に関連付けられます。ContentPlaceHolderID プロパティを、マスタ ページの関連付けられた ContentPlaceHolder コントロールの ID プロパティの値に設定します。マスタ ページには、1 つ以上の ContentPlaceHolder を宣言できます。
コンテンツ ページでは、マスタ ページの ContentPlaceHolder のコンテンツを提供できるのは 1 つの Content コントロールだけです。ただし、マスタ ページを使用するコンテンツ ページごとに、別々の Content コントロールを ContentPlaceHolder に関連付けることができます。たとえば、マスタ ページのページ タイトルに ContentPlaceHolder を定義できます。マスタ ページを使用するコンテンツ ページごとに、ページ タイトルのテキストおよびマークアップを提供する Content コントロールを追加できます。
ContentPlaceHolder コントロールのタグ内に置かれる既定のコンテンツを指定できますが、このコンテンツはコンテンツ ページに関連付けられた任意のコンテンツで置き換えられます。
マスタ ページおよびコンテンツ ページの詳細については、「ASP.NET マスター ページ」を参照してください。
ContentPlaceHolder コントロールを使用して、マスタ ページのコンテンツ領域を定義する方法のコード例を次に示します。最初の Web ページはマスタ ページで、ContentPlaceHolder コントロールを使用してコンテンツ領域を定義します。
<%@ Master Language="VB" %> <!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.1//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml11/DTD/xhtml11.dtd"> <html > <head runat="server"> <title>MasterPage Example</title> </head> <body> <form id="form1" runat="server"> <div> <asp:contentplaceholder id="ContentPlaceHolder1" runat="server" /> </div> </form> </body> </html>
<%@ Master Language="C#" %> <!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.1//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml11/DTD/xhtml11.dtd"> <html > <head runat="server"> <title>MasterPage Example</title> </head> <body> <form id="form1" runat="server"> <div> <asp:contentplaceholder id="ContentPlaceHolder1" runat="server" /> </div> </form> </body> </html>
前述のマスタ ページのコンテンツ ページのコード例を次に示します。Content コントロール テンプレート内に定義されているテキスト、マークアップ、およびサーバー コントロールが、マスタ ページの ContentPlaceHolder に表示されます。
System.Web.UI.Control
System.Web.UI.WebControls.ContentPlaceHolder
プラットフォーム
Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。
参照
- ContentPlaceHolder クラスのページへのリンク