アドレス解決プロトコルとは? わかりやすく解説

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アドレス解決プロトコル

【英】ARP, address resolution protocol

アドレス解決プロトコルとは、通信相手IPアドレス指定して通信相手MACアドレスを得るためのプロトコルのことである。

アドレス解決プロトコルは、OSI参照モデルの7階層の内、Ethernet物理層IP層を結び付けるデータリンク層」に位置するプロトコルである。

TCP/IP世界では通信相手IPアドレスによって識別される。しかし、特定のセグメントLAN構成しているのがEthernetである場合は、相手MACアドレスによって通信相手識別しなければならない

このような場合に、アドレス解決プロトコルコマンドのパケットにおいて、通信相手IPアドレスフィールド指定した状態でパケットブロードキャストする。通信相手がこのパケット受け取ったら、IPアドレス情報返信するというのがアドレス解決プロトコルの動作内容である。

逆にMACアドレス指定してIPアドレスを得るプロトコルは、RARPReverse ARP)である。

ブロードキャスト負荷大きくLAN内の通信阻害する可能性がある。このため一度得られMACアドレスキャッシュ蓄えておくなどの工夫が必要となる。

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OSI:  第4層  データリンク層  トランスポート層
TCP/IP:  アドレス解決プロトコル  アノニマスFTP  ウェルノウンポート  DHCP



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