重訳とは? わかりやすく解説

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じゅう‐やく〔ヂユウ‐〕【重訳】

読み方:じゅうやく

[名](スル)原語から直接翻訳するのでなく、一度他の外国語翻訳されたものを通して翻訳すること。また、その翻訳したもの。ちょうやく。「グリム童話英語訳から—する」


ちょう‐やく【重訳】

読み方:ちょうやく

[名](スル)じゅうやく(重訳)」に同じ。

日本語に之を—して」〈石橋忍月罪過論〉


重訳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/15 05:18 UTC 版)

重訳(じゅうやく、Indirect translation)は、翻訳の翻訳である[1]。これは、原文の、一つないし複数の翻訳版に基づいていることがある。例えば、アラビア語のテキストを英語経由でポルトガル語に翻訳した場合、重訳となる。




「重訳」の続きの解説一覧

重訳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 18:59 UTC 版)

聖書翻訳」の記事における「重訳」の解説

写本底本確立している今日、重訳が堂々と行われることあまりない例外もある。たとえばエルサレム・フランス聖書考古学学院発行したフランス語エルサレム聖書はその学問的正確さ豊富な注釈から注目集め、英語などに重訳されている。大胆な意訳有名なリビングバイブルは、それ自体アメリカ標準訳 (ASV) 聖書からの重訳である上に、さらに別の言語へ重訳されている。 また、聖書協会やこれに類する組織世界各国膨大な数の言語への聖書翻訳推し進めてきたが、それら全てギリシャ語ヘブライ語からの真正直な翻訳考えるのは無理があり、実質的にはNRSV、TEV (GNB)、CEBといった、既存英語訳聖書からの重訳であろうということは指摘されてきた[要出典]。エホバの証人世界各国翻訳している新世界訳聖書英語訳NWT1981年版基礎として各言語ごとに、その国の支部委員たちが独自に重訳したものになっている2013年以降理解しやすい翻訳として、意訳された改訂版出され、二種類存在するようになった。 この項目におけるNRSV等の略号については「英語訳聖書#現代の翻訳」を参照

※この「重訳」の解説は、「聖書翻訳」の解説の一部です。
「重訳」を含む「聖書翻訳」の記事については、「聖書翻訳」の概要を参照ください。


重訳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 04:55 UTC 版)

翻訳」の記事における「重訳」の解説

重訳とは、A言語→X言語B言語、という風に、いったん他の言語翻訳された版を参照し、さらに他の言語重ねて翻訳する方法である。起点言語であるA言語から目標言語であるB言語直接翻訳を行うことが、何らかの事情により困難な場合行われる。N対Nの複数言語間の変換をおこなう場合、いったん軸(ピボット)となる言語変換し、またそこから多言語変換するいわゆるピボット翻訳を行うことが多い。ピボット言語には通常は英語が用いられる宗教書を例にとると、仏典場合サンスクリット・パーリ語の版から漢訳し、さらに日本語へ重訳されている。

※この「重訳」の解説は、「翻訳」の解説の一部です。
「重訳」を含む「翻訳」の記事については、「翻訳」の概要を参照ください。

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