じゅう‐やく〔ヂユウ‐〕【重訳】
ちょう‐やく【重訳】
重訳
重訳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 18:59 UTC 版)
写本の底本が確立している今日、重訳が堂々と行われることはあまりないが例外もある。たとえばエルサレム・フランス聖書考古学学院が発行したフランス語のエルサレム聖書はその学問的正確さと豊富な注釈から注目を集め、英語などに重訳されている。大胆な意訳で有名なリビングバイブルは、それ自体がアメリカ標準訳 (ASV) 聖書からの重訳である上に、さらに別の言語へ重訳されている。 また、聖書協会やこれに類する組織が世界各国で膨大な数の言語への聖書翻訳を推し進めてきたが、それら全てがギリシャ語やヘブライ語からの真正直な翻訳と考えるのは無理があり、実質的にはNRSV、TEV (GNB)、CEBといった、既存の英語訳聖書からの重訳であろうということは指摘されてきた[要出典]。エホバの証人が世界各国で翻訳している新世界訳聖書は英語訳のNWT、1981年版を基礎として各言語ごとに、その国の支部委員たちが独自に重訳したものになっている。2013年以降は理解しやすい翻訳として、意訳された改訂版が出され、二種類が存在するようになった。 この項目におけるNRSV等の略号については「英語訳聖書#現代の翻訳」を参照
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重訳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 04:55 UTC 版)
重訳とは、A言語→X言語→B言語、という風に、いったん他の言語に翻訳された版を参照し、さらに他の言語へ重ねて翻訳する方法である。起点言語であるA言語から目標言語であるB言語へ直接翻訳を行うことが、何らかの事情により困難な場合に行われる。N対Nの複数言語間の変換をおこなう場合、いったん軸(ピボット)となる言語に変換し、またそこから多言語へ変換する、いわゆるピボット翻訳を行うことが多い。ピボット言語には通常は英語が用いられる。 宗教書を例にとると、仏典の場合はサンスクリット・パーリ語の版から漢訳し、さらに日本語へ重訳されている。
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