距とは? わかりやすく解説

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きょ【距】

読み方:きょ

常用漢字] [音]キョ(漢) [訓]へだたる へだてる けづめ

一方から一方まで間が大きくあくこと。へだたり。「距離/測距儀

などのけづめ。「距爪(きょそう)」


きょ【距】

読み方:きょ

植物の花びら(がく)の付け根にある突起部分内部蜜腺(みつせん)をもつ。スミレ花びらヒエンソウなどにみられる


け‐づめ【蹴爪/距】

読み方:けづめ

キジなどの雄の足の後ろ側にある角質突起攻撃や防御用いる。距爪(きょそう)。

牛・鹿などの足の後方にある、地に着かない小さな足指


読み方:アゴエ(agoe)

などの蹴爪


花にある、細長い突起器官ラン科植物では、普通、リップ唇弁)の基部から突き出たものをさし、内部蜜腺があることから虫媒花特徴うかがえる。けずめ。 (Spur) ⇔メンタム(あご)
「距」をもつ洋ラン
アングレカム属Angcm.),ハベナリア属(Hab.),フウランNeof.)などに顕著だ
マダガスカル島東部自生するAngraecum sesquipedale1.5フィート(約45cmもの長い距を持つ。「この長い距に見合う長い口吻持った昆虫受粉活動をしているはずだ」と、イギリス自然科学者チャールズ・ダーウィン予言し1862年)、その41年後、実際にそのキサントパンスズメガ)が発見された(1903年)。

距(けづめ、英:spur)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 06:47 UTC 版)

鳥類用語」の記事における「距(けづめ、英:spur)」の解説

蹴爪。足距(英:tarsal spur)。

※この「距(けづめ、英:spur)」の解説は、「鳥類用語」の解説の一部です。
「距(けづめ、英:spur)」を含む「鳥類用語」の記事については、「鳥類用語」の概要を参照ください。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/15 08:55 UTC 版)

」の記事における「距」の解説

7a. キツリフネ (ツリフネソウ科) の花. 後萼片後方張り出し、距になっている. 7b. ノウゼンハレン (ノウゼンハレン科) のつぼみ. 萼片が距を形成している. 7b. 同左 (断面). ツリフネソウ属の花は3枚萼片をもつが、そのうち1つ (後萼片) が袋状になり、後方管状張り出している (右図7a)。このような花被の管は距(きょ) (spur) とよばれ、ふつう花冠見られるが (オダマキイカリソウスミレなど)、ツリフネソウ属ノウゼンハレン属ではが距を形成している (calyx spur; 右図7)。距には蜜が貯まり、そこまで口が届く送粉者選択することができる。

※この「距」の解説は、「萼」の解説の一部です。
「距」を含む「萼」の記事については、「萼」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2021/09/21 13:21 UTC 版)

発音(?)



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