みの‐の‐くに【美濃国】
読み方:みののくに
⇒美濃
美濃国
関連用語 : 秋草図鐔 秋野鹿図縁頭 山椒図目貫 這龍図目貫
美濃国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/15 02:02 UTC 版)
美濃国(みののくに)は、かつて日本の地方行政区分だった令制国の一つ。東山道に属する。
注釈
- ^ 「のうしゅう」と読むのは江戸時代後期以降(「濃」の漢音は「じょう」で、「のう」と読むのは慣用音とされる)。ジョアン・ロドリゲス『日本語小文典』では"Giôxû"(ヂョーシュー)と綴られ、城州・上州・常州の"Iôxû"(ジョーシュー)とは発音が区別されている。
- ^ 美作国と区別するためそれぞれ二文字目を採って「濃州」「作州」とするが、美濃国の場合は「美州」と呼ばれることもあった。現在も越美山地、越美南線など、越前国と組み合わせる呼称で「美」が採られているものもある。
- ^ 1887年(明治20年)に尾張国に移管。
- ^ いずれも1887年(明治20年)に尾張国に移管。
- ^ いずれも1883年(明治16年)に美濃国に編入。
- ^ 1887年(明治20年)に美濃国に編入。
出典
- ^ 舘野和己「『古事記』と木簡に見える国名表記の対比」、『古代学』4号、2012年、20頁。
- ^ 角川地名大辞典 21 岐阜県. 角川書店. (1980-09-20日)
- ^ 「船来山古墳群保存活用基本構想 概要版[1]ー
- ^ 筧敏生「古代国家の形成と美濃・飛騨」 松田之利・谷口和人・筧敏生・所史隆・上村恵宏・黒田隆志『岐阜の歴史』山川出版社 2000年 52-53ページ
- ^ 恵那郡史、1926年。すなわち古代には木曾は美濃国恵奈郡に属していたのである。そして元慶3年(879年)9月に懸坂上岑と鳥居峠を境界とし、岐蘇・小岐蘇の所属は美濃国恵奈郡絵上郷と定められた。
- ^ 宝賀寿男『古代氏族系譜集成 中巻』
美濃国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/14 02:17 UTC 版)
『半布里戸籍』の中に美濃国加茂郡の人として神人部弥屋売の名が見え、国内の多芸郡には大神神社が、大野郡には大神郷が、席田郡には美和郷が存在する。その他、美濃国には神人氏なども見られる。
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美濃国
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美濃国では、交代寄合表御礼衆である不破郡岩手(現・岐阜県不破郡垂井町岩手)の竹中氏及び交代寄合衆の美濃衆である石津郡多良(現・岐阜県大垣市上石津町宮)の高木氏が紙幣を発行した。西美濃地方の両氏が発行した紙幣はいずれも、生活必需品であった木炭を売買する際に用いることによって流通を図るべく炭会所が発行した炭代札と呼ばれるものである。
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「美濃国」の例文・使い方・用例・文例
- 美濃国で産出する紙
美濃國と同じ種類の言葉
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