登場恐竜、世界観など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/03 09:58 UTC 版)
「恐竜の飼いかた」の記事における「登場恐竜、世界観など」の解説
舞台となるのは、町田と八王子の間に位置する「町王子」の町である。この世界では、恐竜の存在があたりまえに現代の日常に溶け込んでいる。作外他者レビューでは、コミックナタリーが「現代の日本に似ているが、恐竜が存在しペットとして飼う人もいる世界が舞台」(『恐竜が一般的なペットとして飼われている』『恐竜が一般家庭で飼育されている』など多少の表記ゆれもある)と紹介している。 恐竜の種名や品種名といったものがほとんど登場せず、図鑑であることよりも、古生物・非日常であるはずの恐竜が、現代日本の日常に溶け込んでいることにフォーカスを置いた作風となっている。 カミナリさん 初登場は1話、2話で名前が判明。巨大な竜脚類で、近所でもちょっとした有名になっている。当初は三姉妹に野良恐竜かと思われていたが、飼い恐竜であったことが判明した。カラーイラストでの体表は白で、アパトサウルスのリューシスティック(白変種)。 コミックリュウ 3つあり区別が必要である。 1つ目は作中のコミックリュウで、恐竜を専門に扱うコミック誌。角藤が編集し奥村ねね子が連載漫画を掲載する。1話で創刊され最終話で休刊となり、ねね子の連載は終了した。 2つ目は現実の月刊コミックリュウ本誌。本品作の1話が掲載され、また連載終了後の2018年6月19日号(8月号)で休刊となった。 3つ目は現実のコミックリュウWebCOMIC。月刊コミックリュウの公式サイトである。本作品が2年間にわたり連載されていた。 「愛竜元気」 初登場は2話。ペットフード。水を加えるとふくらむ。びわのエサ。 スマートフォン ねね子、フキ、いずみなどは所有している。よりかは「小学生にはまだ早い」という理由から持っていない。 リュウリンガル(バウリンガル) 3話に登場。恐竜の言葉を日本語に翻訳するというおもちゃアプリ。有料版では逆ができるようになる。フキといずみが使用した。 恐竜GO(ポケモンGO) 10話に登場。街中にいない巨大な恐竜から、実際にいない小型の恐竜まで出てくる。フキがプレイしていた。 竜又 3話に登場。 野良の獣脚類。「尻尾が二又で人語を喋る」(猫又+口裂け女)と怪談となっている。 「柳肉」 4話に登場。恐竜(正確には首長竜)の肉。ムネ肉は、安い鶏ムネよりも10倍以上安くまずいため、上手く調理しないととても食べられたものではない。 ネオンモール(ネオン) 6話から登場。ショッピングセンターなどを展開している大手企業グループ。 町王子のモールは、奥村家とは町王子駅をはさんで反対側にあり、大型恐竜連れの客も入店できるアニマルモールがオープンした。マネージャーは沢木克也で、恐竜の扱いにはカーディーラーが持つ車両運用のノウハウを参考にしたという。 恐竜型ペットロボット「ダイノボー」 10話に登場。自動車以上のサイズで二足歩行する。捨てられていたところを、江森になついた。鳴き声の代わりに電子音を発する。 ディロフォサウルス 11話に登場。小山家の飼い竜。小型サイズの恐竜で、エリマキが生えており、病気で吐く。 品種名「アンベルマン」 11話に登場。種山が診察した飼い竜。大型獣脚類。手足が短く胴が長い。前傾姿勢をとる多くの獣脚類とは異なり、いわゆる「ゴジラ型」で直立するが、これは昔大型の獣脚類がいなかった地域で想像されていた姿を再現した品種であるため。
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