民間放送・テレビ放送開始以降とは? わかりやすく解説

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民間放送・テレビ放送開始以降

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 22:07 UTC 版)

報道番組」の記事における「民間放送・テレビ放送開始以降」の解説

敗戦から暫く時間経過した1950年5月2日公布6月1日より施行され放送法により、翌1951年民放ラジオ局が相次いで開局。しかし、開局当初民放アナウンサーアナウンス技術未熟で、「自殺幇助じさつほうじょ)」を「じさつほうすけ」、「全焼ぜんしょう)」を「まるやけ」と読むなど、巷は民放に対してお詫び放送」と揶揄していた。 1953年テレビ放送開始当初NHKではラジオニュース同様のアナウンス行いながら、あらかじめ用意され汎用の写真図表などのトリキリカメラ撮影する「パターンニュース」という手法だった。 映像用いた報道従来の「ニュース映画」を週1回テレシネ放映する形式で、開局当初日本映画新社『日本ニュース』放送したが、同年8月から自社制作移行した同年開局した日本テレビ1日2回フィルムニュースを放送する編成をとった。いずれの放送局も、当初自前フィルム現像設備持っておらず、速報に対応できなかった。自前現像設備カメラマン増員中継回線発達などで、課題解決に近づけていったテレビ放送開始当初から1980年代にかけて、特にスポットニュース番組においてアナウンサーカメラ前に出ることは少なく字幕パターンおよび声のみ、という構成主流だった。 日本初スタジオセット組みニュースキャスターカメラ前に登場して、自らの言葉ニュース伝え形式導入されたのは、1962年10月1日放送開始したJNNニュースコープ』(TBSテレビ)であるとされる初代キャスター一人である田英夫は、みずからベトナムへ出向きベトナム戦争模様伝えるなど、従来アナウンサー原稿を読むだけだった報道番組スタイル大きく変えた。『JNNニュースコープ』の影響受けて、で1974年4月1日開始したニュースセンター9時』(NHK総合)は、アナウンサーでなく海外派遣経験持った現職報道記者メインキャスター据えわかりやすい表現貫きこれまで報道番組が扱わなかった大衆的な話題ためらわずトップニュースとするなど、従来報道番組イメージ刷新した4代目キャスター出会った木村太郎時代には、ENGおよびSNG日本放送現場普及した時期であり、当時報道番組部長であった島桂次方針によってキャスター自ら海外を含むニュース現場から衛星中継報告する「ロケーションアンカー」制を採用した

※この「民間放送・テレビ放送開始以降」の解説は、「報道番組」の解説の一部です。
「民間放送・テレビ放送開始以降」を含む「報道番組」の記事については、「報道番組」の概要を参照ください。

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