戦後の任務とは? わかりやすく解説

戦後の任務

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 19:54 UTC 版)

ハイダ (駆逐艦)」の記事における「戦後の任務」の解説

ハイダは約1年間予備役置かれたが、1947年には兵装電波装備類の近代化のため現役復帰した既存主砲全て撤去され前部主砲(A砲とB砲)2基は4インチ連装高角砲に、後部主砲3番砲(X砲)が3インチ連装速射砲それぞれ換装されたほか、4番砲(Y砲)があった場所にはスキッド対潜迫撃砲2基が設置された。Mk.63 砲射撃指揮装置装備されたほか、メインマストアルミニウム合金製の高さが低いものに置き換えられ煙突にはファンネルキャップが取り付けられている。 ハイダには275型、SPS-10、SPS-6、293型、262レーダーと140型、174ソナー備えられた。改装中に火災艦橋焼けたほか、速度試験中にボイラー配管破裂する事故発生した1947年5月ハイダ艦隊復帰したペナントナンバーはG63のままであったハイダ姉妹艦ヌートカ(英語版)は、続く数年間をアメリカ海軍イギリス海軍カナダ海軍大西洋艦隊間の共同演習参加して過ごし1948年秋にハドソン湾通過した初めてのカナダ海軍になった1949年6月4日には、ノバスコシア州ポート・モートンで座礁事故起こした空母マグニフィセント救援参加した1949年11月ハイダ大西洋上に墜落したアメリカ空軍B-29爆撃機乗員18名を救助している 。12月ハイダハリファックス倉庫艦・宿泊艦格下げされた。 1950年6月25日朝鮮戦争始まったことでハイダ活性化された。1950年7月護衛駆逐艦への改装始まり兵装センサー通信機器類が更新された。改装完了したハイダ1952年3月15日再就役し、新たなペナントナンバーDDE 215与えられた。9月27日ハイダ日本佐世保へ向けハリファックス出港パナマ運河通過し11月6日到着したハイダ11月18日からヌートカを支援し朝鮮半島西岸空母護衛沿岸部哨戒行い11月29日補給のため佐世保戻った12月4日朝鮮半島東岸哨戒し、アメリカ海軍護衛駆逐艦ムーア英語版)と共同城津鉄道操車場沿岸砲台、北朝鮮軍部隊砲撃した12月18日から19日にかけてハイダは敵の列車砲撃したが、その蒸気機関車は傍のトンネル隠れてしまい「トレインバスターズ・クラブ」(Trainbusters Club)の仲間入りはならなかった。ハイダ1953年1月3日哨戒戻り空母護衛沿岸部砲撃継続した1月29日利原郡北部列車攻撃しハイダは「トレインバスターズ・クラブ」の仲間入り果たした5月26日には2編成目の列車破壊白翎島への帰路漂流していた機雷1個を爆破している。6月12日ハイダ佐世保戻り西回りスエズ運河通過し1953年7月22日ハリファックス到着したハイダ二度目朝鮮展開のため1953年12月14日パナマ運河抜けて1954年2月5日到着した。既に休戦協定結ばれていたものの、北朝鮮中国協定違反行為発生していたため、韓国周辺プレゼンスを示す必要があった。1954年9月12日朝鮮水域離れたハイダスエズ運河抜けて11月1日ハリファックス帰着した朝鮮半島での任務後、ハイダは他の北大西洋条約機構加盟国艦艇と共に大西洋西インド諸島での対潜哨戒任務に就く。1956年5月ハイダイロコイヒューロンと共に都市や街、港を訪問したハイダの艦体や装備不具合抱えており、1958年1月から改装実施された。様々な問題解消のために更なる改装実施した後、1960年1月西インド諸島へ向かう。しかしながら4月3日舵機歯車故障発生したことでハイダ不具合最高潮達しハリファックスへ引き返さざるを得なくなった5月全面点検結果ハイダには広範な腐食亀裂発見され年内いっぱい乾ドックで過ごすことになった1961年3月荒天下での任務中、新たな亀裂見つかったため6月から7月更なる修理行った1962年3月には再び亀裂発見され1963年2月まで修理費やした

※この「戦後の任務」の解説は、「ハイダ (駆逐艦)」の解説の一部です。
「戦後の任務」を含む「ハイダ (駆逐艦)」の記事については、「ハイダ (駆逐艦)」の概要を参照ください。

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