戦後の体制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 15:31 UTC 版)
第二次世界大戦末期の福岡大空襲によって博多の町は焦土と化し、戦後になり道路も付け変わったが、旧町を引き継ぎ、流も存続しえた。 戦後の流は本来の自治組織としての意義は大幅に薄れ、山笠、松囃子の当番のためのものとなった感がある。しかし一方で、博多祇園山笠振興期成会(博多祇園山笠振興会の前身)が結成され、山笠振興のため広く門戸を開放したため、旧い博多の外から中洲流(中島町を除く中洲全域)、千代流(千代校区全域)、一丁目流(南流)等が山笠に参加するために流を組織し、今日の山笠の隆盛に大いに貢献することとなった。 呉服町流:東長寺前町、東長寺前新道、上小山町、下小山町、上呉服町、下呉服町、上市小路、中市小路、下市小路、廿屋町(にじゅうやまち)萱堂町、奥小路 東町流:御供所町、金屋小路、北船町、上東町、下東町、上浜口町、中浜口町、下浜口町、鏡町 大黒流:東下新川端町、下新川端町、寿通、麹屋町、川端町、上鰮町、下鰮町、上洲崎町、下洲崎町、上対馬小路、中対馬小路、下対馬小路、下対馬小路大下、掛町、橋口町 西町流:万行寺前町、竹若町、箔屋町、上西町、下西町、蔵本町、奈良屋町、古渓町、芥屋町、釜屋町 恵比須流:蓮池町、官内町、上竪町、中竪町、下竪町、下金屋町、横町(下金屋町横町)、上金屋町、中石堂町、中間町、綱場町 土居流:上新川端町、大乗寺前町、川口町、中土居町、片土居町、上土居町、下土居町、行町、濱小路、西方寺前町 福神流:西門町、中小路町、上魚町、中魚町、下魚町、上店屋町、下店屋町、古小路町 築港流:千歳町、冷泉町、石城町、海岸通、西浜町、幾夜町、恵比須町、北浜町 濱流:大浜町、小金町、柳町 櫛田流:今熊町、櫛田前町、上厨子町、下厨子町、上奥堂町、中奥堂町、下奥堂町、上赤間町、下赤間町、上桶屋町、下桶屋町、寺中町、上普賢堂町、下普賢堂町 岡流:瓦町、社家町、下祇園町、上祇園町、矢倉門、馬場新町、上辻堂町、下辻堂町、出来町、停車場町
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