山笠
山笠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 15:32 UTC 版)
山笠は、まず台を組み立て、その台に6本の棒を綱で締める。締めあがれば枝折を乗せ「から山」が出来上がる。棒〆が終われば試し舁きを行う。「から山」に人形を上げ、枝折の四方を杉壁(杉垣)で囲う。人形の周囲は「岩」「波」などを飾り、牡丹の造花を飾る。人形の後方は、二引き旗を竹に結わえて立て、松を飾る。杉壁に取り付けられた笛竹に左巻を巻きつけ、見送り左右にシナエ(台差し旗)を挿す。奇数番山笠の当番の時には、人形後方に「さしもん」を掲げる。据え山笠の時、幕、シナエは赤となり、シナエには町総代、取締の個人名が入る。舁山笠の時には幕、シナエ共に青(浅葱)となり、シナエは大黒流名となる。
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