御岳昇仙峡とは? わかりやすく解説

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御岳昇仙峡(みたけしょうせんきょう)

河川 山梨県甲府市

名水画像
位置情報

周辺の自然環境
荒川源流広がり日本有数渓谷美を誇る「御岳昇仙峡」。急流により浸食され奇岩清澄豊富な水の流れ形成され渓谷沿いに整備され遊歩道は、変化に富んだ四季折々渓谷美を楽しむことができる。
利用状況
荒川は、昔から市民親しまれ上流では上水道水源として、また、下流域では多くの堰、水門によって農業用水などとして利用されている。

由来・歴史
歴史江戸時代後期にまで遡り長田右衛門天保5年1834御岳新道開設したことで観光地として栄えた
また荒川下流域の「三つ水門」は、昔から市民水資源として利用されてきた伝統的な水門として残っている。

水質保全活動
水質保全しいくために、周辺住民行政協働し処理能力の高い浄化槽設置行い環境保全努めている。毎年、年に何回か、清掃活動植栽行い環境美化活動推進している。また一年通じ水源ふれあうイベント行っている。
アクセス
鉄道バスお越し場合
■ 「甲府駅下車車で20
■ 「甲府駅南口バスターミナル3番乗降口昇 仙峡行きバス昇仙峡口(30分)/天神 (30分)/グリーンライン40分)/滝上60分)
路線バスお問い合わせ先 山交通 TEL:055-223-0821

お問い合わせ
山梨県甲府市環境部 環境保全
〒 400-0831
山梨県甲府市上町601番4
TEL : 055-241-4312
http://www.shosenkyo-kankoukyokai.com/b/

アクセスマップ
アクセスマップ図

御嶽昇仙峡

名称: 御嶽昇仙峡
ふりがな みたけしょうせんきょう
種別 特別名勝
種別2:
都道府県 山梨県
市区町村 甲府市平瀬町高成町猪狩町甲斐市
管理団体 山梨県(大14・6・3)
指定年月日 1923.03.07(大正12.03.07)
指定基準 名5,名6
特別指定年月日 昭和28.03.31
追加指定年月日
解説文: 山梨縣荒川花崗岩ヨリレル渓谷ヲ称スルモノニシテ御嶽新道トシテラル此ノ渓谷両岸ハ或ハ断崖絶壁ヲ成シ或ハ峻峯石柱ヲ成ス就中覺圓著名ナリ、此ノ外登龍岩花崗岩ヲ貫ケル輝石安山岩岩脈ニシテ数百尺ノ峭壁ヲ成シテ平ノ柱状節理ノ爲メ龍ノニ類セルヲ以テ此ノ名アリ河床ニハ花崗岩巨大ナル岩塊アリテ水蝕ノ跡眞ニ神彫鬼■ヲ経タルモノノ如シ河流ハ多ク急流ヲ成シ飛瀑深潭ノ竒巖峻峯相俟ロテ其ノ景致ヲ添フアリ、殊ニ仙俄瀑ハ三段ヲ成シテ落下屏風岩鏡岩、眩岩ト相俟チテ峽中一美タリ秋季ニハ紅葉ノ美ナルアリテ一段情趣ヲ添フ
花崗岩巨塊大崖、荒川溪流沿う連り紅葉赤松占綴して勝景を飾る。
花崗岩裸出する溪谷として特に優れた景観である。

昇仙峡

(御岳昇仙峡 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/20 04:42 UTC 版)

昇仙峡(しょうせんきょう)は、山梨県甲府市甲府盆地北側、荒川[1]上流に位置する渓谷である。特別名勝に指定されており、国内有数の景勝地である。「日本五大名峡」の一つに数えられる[2]


  1. ^ 富士川の支流
  2. ^ 櫻橋(さくらばし)”. 広島県土木建築局道路企画課 (2015年3月11日). 2020年5月13日閲覧。
  3. ^ 平成24年度の選奨土木遺産土木学会
  4. ^ 平山(2002)、p.110
  5. ^ 平山(2002)、p.111
  6. ^ 平山(2015)、p.247.
  7. ^ a b c d e 『山梨県の地名』、p.399
  8. ^ a b 『山梨県の地名』、p.398
  9. ^ 『水の国やまなし-信玄堤と甲斐の人々-』(山梨県立博物館、2013年)、p.121
  10. ^ 泉桂子「甲府市水源林の形成過程」『東京大学農学部演習林報告』第103号、東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林、2000年6月、21-106頁、ISSN 03716007NAID 120007015893. 
  11. ^ a b 田中聡, 佐々木邦博, 上原三知「利用動態からみた名勝指定峡谷の現代的意義に関する考察」『信州大学農学部紀要』第46巻第1-2号、信州大学農学部、2010年3月、21-30頁、ISSN 05830621NAID 120007105987. 
  12. ^ 吊橋が落ち、修学旅行の女生徒ら重軽傷『東京朝日新聞』1938年(昭和12年)10月23日夕刊.『昭和ニュース事典第6巻 昭和12年-昭和13年』本編p732 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
  13. ^ 昇仙峡バス転落事故に関する質問主意書衆議院、昭和五十二年十月十八日
  14. ^ 衆議院議員鈴木強君提出昇仙峡バス転落事故に関する質問に対する答弁書衆議院、昭和五十二年十月二十五日
  15. ^ 日本の新百景考‐昼と夜山家哲雄、日本大学生産工学部第42回学術講演会(2009-12-5)
  16. ^ a b 平林(2009)、p.9
  17. ^ a b 平林(2009)、p.13
  18. ^ 土岐美由紀・中村麗子『もっと知りたい片岡球子 生涯と作品』(東京美術、2015年)p.27
  19. ^ 山梨交通
  20. ^ 甲斐保勝協会編『甲斐勝景写真帳』昭和初期の「長瀞橋」昭和7年(1932年)発行、国立国会図書館蔵書、平成29年10月21日閲覧。
  21. ^ 甲斐保勝協会編『甲斐勝景写真帳』昭和初期の「昇仙橋」昭和7年(1932年)発行、国立国会図書館蔵書、平成29年10月21日閲覧。




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