三省堂 大辞林 |
じょうしゅ じやう― 1 【情趣】
「情趣」の用例一覧
中井正一 レンズとフィルム ——それも一つの性格である—— (青空文庫)
一コマをレンズに託して、そこより出発し、人格が組織の構成体、一つのオルガンとなったように、一コマそれ自身が全組織の一要素となっている。キノキイのもつ喜悦は、このオルガナイズの情趣の上に在る。映画...
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萩原朔太郎 石段上りの街 (青空文庫)
や軽井沢のやうな高原的風望を好いといふ人や、反対に少し古い趣味で塩原のやうなアカデミツクの景色——山あり、谷あり、滝あり、紅葉ありといつたやうな景色——を悦ぶやうな人や、その他特別の意味での情趣をたづねるやうな人には、伊香...
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岡本かの子 朧 (青空文庫)
の文學に朧を讚へたものが多い。清少納言が枕草 紙 ( ママ ) に「春は曙、やうやう白くなり行く——」といひ、兼好が徒然草に「月は 隈 ( くま ) なきをのみ見るものかは」といひ、西鶴が「笠がよう似た菅笠が」といふ。お夏清十郎の情趣...
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