層序学とは? わかりやすく解説

そうじょ‐がく【層序学】


層序学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/10 05:55 UTC 版)

層序学(そうじょがく、英語: stratigraphy)は、地質学のうち、地層のできた順序(新旧関係)を研究する分野のことである[1]層位学(そういがく)ともいう[2]


  1. ^ 天野・秋山 2004, p. 79.
  2. ^ 平 2004, p. 2.
  3. ^ stratigraphy の用語もスミスによる(ウィンチェスター、2004年)。
  4. ^ 文化庁 2010, p. 94.
  5. ^ 佐藤雅一 著「型式学と層位学」、小林達雄 編『考古学ハンドブック』新書館、2007年、97-98頁。ISBN 978-4-403-25088-0 


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層序学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 05:58 UTC 版)

モリソン累層」の記事における「層序学」の解説

コロラド高原地域では、モリソン層はさらに4つ下位区分、または「部層」に分割される。最も古いものから最新のものまで、以下のとおりである。 ウィンディヒル部層 :最古部層当時モリソン盆地サンダンス海の南岸沿った浅い海と干潟堆積によって特徴付けられていた。 ティッドウェル部層 :サンダンス海はこのメンバーの間にワイオミング後退し湖畔泥沢置き換えられた。 ソルトウォッシュ部層 :最初純粋な陸成層。その盆地は、季節的な干潟のある半乾燥沖積平野だった。 ブラッシーベイスン部層 : ブラッシーベイスン部層は、ソルトウォッシュ部層よりもはるかにきめの細かい、火山灰豊富な泥岩占められている。川は西から流れて、トゥーディチ湖と呼ばれる巨大なアルカリ湖と、現代のアンコンパーグル・プラトーのすぐ西に位置する広大な湿地を含む盆地流れたモリソン累層堆積物1億4700万年前に終わったモリソン層から次の層までの3000万年間地質記録ギャップがある。上にあるユニットは、下部白亜系のシーダーマウンテン累層、ブロキャニオン、ライトル、およびクローバリー累層である。

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層序学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/07 18:24 UTC 版)

ツーメディスン累層」の記事における「層序学」の解説

ツーメディスン累層は、コロラド北西海岸露出した砂浜によって形成されバージル砂岩覆っている。白亜紀内部河岸侵食は、ツーメディスン累層歴史のなかで早期にその領域侵食され奇妙な平行堆積物と、形成基盤の約100m上の孤立した頁岩体を残したツーメディスン累層中間部分は約225 mの厚さで、クラゲット海が後退し、ベアパウ海が横たわっている間に堆積した。この部分ジュディスリバー累層およびジュディスリバー層群と層序的に同一である。堆積物は、主にベントナイト泥岩であり、しばしば砂岩レンズを伴う泥岩見られる。これらの堆積物は、内陸海から遠く離れた沿岸平野遺物であるが、上部地層約半分占める。その堆積物中部のものに類似しているが、広範囲にわたる赤色鉱床灰色縞模様が目立つ。最上部の80mは、ジュディスリバー累層と同じ堆積物が、ベアパウ海の浸水後に堆積したのである。それらはわずか50万年の間に堆積した考えられている。ベントナイトは、ツーメディスン累層全部共通して存在する南部噴火活動巨礫底盤と共に起こったもので、エルクホーン火山呼ばれている。

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層序学(stratigraphy)

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地質学」の記事における「層序学(stratigraphy)」の解説

地層のできた順序新旧関係)を研究する分野地層累重の法則に基づき、主に野外調査地質図学幾何学)、場合によっては古生物学例えコノドント)や火山テフラによる時代や、年代測定例えば、放射年代測定)による年代挿入もちいて地層重なり復元する

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層序学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/07 05:30 UTC 版)

スコラード累層」の記事における「層序学」の解説

スコラード累層エドモントン層群最上層として分類されることが多いが、より伝統的な分類ではパスカプー累層一部含まれていた。 それは石炭豊富な上部のアードリー石炭域と、石炭をさほど保存していない下部領域とに細分されるが、どちらの層もまだ正式な名前は与えられていない

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